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日本郵便、全国286の郵便局に太陽光発電システムを導入

ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池モジュール

 日本郵便は、全国286局の郵便局の屋上に太陽光発電システムを導入すると発表した。

 再生可能エネルギー導入の推進や、CO2の削減による環境への配慮を目的として、郵便局舎の屋上を活用する。発電した電力は、再生エネルギー固定買取制度を利用して、電力会社に売電する予定。

 286局の合計発電容量は約11メガワットとなる見込み。1施設あたりでは約20~500キロワットになる。一般家庭の年間消費電力量で換算すると、約3,000世帯分に相当する。年間のCO2削減量は約4.4t。

 事業開始時期は、2013年度末頃をめどにしており、関係機関に必要な届け出を行なった後になるという。

 今回の太陽光発電システム導入に際し、ソーラーフロンティア製のソーラーパネルが採用された。ソーラーフロンティアでは、実発電量の高さや環境への配慮などの点が評価されたと分析している。

小林 樹