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東芝ライテックが寄贈した中尊寺の「照明改修プロジェクト」が日本照明賞を受賞

東芝のLED照明が寄贈された奥州平泉の中尊寺金色堂

 東芝ライテックは、2012年に岩手県平泉の中尊寺に寄贈した「照明改修プロジェクト」が、一般社団法人照明学会の日本照明賞を受賞したと発表した。

 「中尊寺金色堂 照明改修プロジェクト -世界遺産 維持・継承の試み-」は、東日本大震災の復興支援の一環として、国宝の中尊寺金色堂にLED照明、宝物館として使われている「讃衡蔵(さんこうぞう)」に太陽光発電システムを寄贈したプロジェクト。LED照明化により、改修前の蛍光灯を主力とした照明装置と比較して、消費電力を約40%の削減したという。

 中尊寺は、岩手県西磐井郡平泉町にある天台宗東北大本山の寺院。2011年に世界文化遺産平泉の1つとして登録された。金色堂は国宝に指定れている。

金色堂の照明設計

小林 樹