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エー・アンド・デイ、熱中症とインフルエンザの危険性をブザーで警告する温湿度計
(2013/5/9 12:26)
エー・アンド・デイは、熱中症やインフルエンザの危険度を知らせる温湿度計「くらし環境温湿度計 みはりん坊 W AD-5687」を5月中旬より発売する。希望小売価格は3,360円。
コンパクトな携帯型の温湿度計。精度の高いデジタル式の温湿度センサーを搭載し、熱中症やインフルエンザの危険度が高まった場合に、警報ブザー音とLEDランプ、危険度を表す数値の画面表示で通知する。ブザー音はON/OFFできるため、電車内や夜間の寝室などの音を鳴らせない場所でも使用できる。
画面には、温度、湿度、時刻のほかに、「熱中症指数」と「乾燥指数」を表示する。
熱中症指数とは、気温の高い環境で人が受ける熱ストレスを表す指標で、熱中症の危険度を示す。本製品では、危険度を「危険/厳重警戒/警戒/注意」の4段階で表示する。
乾燥指数は、1立方mの空気中に含まれる水蒸気の質量を示す「絶対湿度」の値をもとに、季節性インフルエンザの流行の目安を数値化したもの。「警戒/注意」の2段階で表示する。
同社では、家庭の熱中症やインフルエンザ対策だけではなく、製鉄や建設業など暑熱環境で作業に従事する作業員や、教育施設における子供、介護施設の高齢者などの健康管理にも役立つとしている。
本体サイズは47×12.5×82mm(幅×奥行き×高さ)、本体重量は約40gとコンパクトで、持ち運びに便利なストラップが付属。本体背面には壁掛け用の穴を用意する。電源は付属のコイン型リチウムイオン電池CR2032が1個。カラーは白。