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タカラトミー、チュッパチャップスでアイスが作れるクッキングトイなど

~「餃子の王将」とコラボした雑貨も

 タカラトミーグループは、夏に向けた新製品の商談会を東京都立産業貿易センター台東館にて開催した。バイヤー向け商談会のため、一般の入場は不可。家電Watchでは会場で注目を集めていたクッキングトイや雑貨を紹介する。

チュッパチャップスがアイスに変身! 「おかしなアイスキャンディー チュッパチャップス」

タカラトミーアーツ「おかしなアイスキャンディー チュッパチャップス」

 「おかしなアイスキャンディー チュッパチャップス」は、チュッパチャップスを溶かして、冷凍庫で固めると直径約6cmの大きなボール状のアイスが作れるクッキングトイ。

 使い方は簡単で、本体のフタを開けてチュッパチャップスをセットし、温めた牛乳やぬるま湯などの飲料を注いで、フタをしてハンドルを回す。しっかり混ざったら、冷蔵庫で凍らせる。アイスには持ち手となる棒が刺さった状態で取り出せる。

セット一式
フタを開け、チュッパチャップスを挿入するチュッパチャップスは約60℃のぬるま湯に3分で溶けるという(実演はされていない)
ハンドルを回してチュッパチャップスを回転させることで、溶けやすくなるという

 市販の10種の味のチュッパチャップスと、牛乳やコーラといった好みの飲み物を組み合わせることで、さまざまな味を楽しめるという。同社では美味しく仕上がる組み合わせとして、チュッパチャップスの「抹茶ラテ」味1本×牛乳約90cc、「チェリー」味2本×コーラ約90㏄、「ストロベリークリーム」味1本×豆乳約90cc、といったレシピをオススメしている。チュッパチャップスは2本以上溶かすことも可能で、好みに応じて味付けを工夫できる。

直径約6cmの巨大なアイスができる
パッケージもチュッパチャップスのロゴを使っている
カラーは2種類。左からストロベリーカラーとコーラカラー
市販のチュッパチャップスの味は10種類

 本体サイズは95×115mm(直径×高さ)。本体はチュッパ容器と棒、回転器具、漏斗、キャップがセットになっている。カラーはストロベリーカラーとコーラカラー。希望小売価格は1,575円で、既に発売中。

 なお「おかしなシリーズ」は、定番のお菓子の新しい食べ方を提案するクッキングトイシリーズで、これまでにも「プッチンプリン」やアイスキャンデーの「ガリガリ君」とコラボしている。

電源要らずのバナナ専用ジューサー「おかしなバナナ まるごとバナナジュース」

タカラトミーアーツ「おかしなバナナ まるごとバナナジュース」

 同じ「おかしなシリーズ」の新製品として、バナナ専用ジューサー「おかしなバナナ まるごとバナナジュース」も紹介されていた。

 おかしなバナナ まるごとバナナジュースは、電源を使わずにクリーミーなバナナジュースを作れるというもの。使い方は、4等分したバナナを本体カップに投入し、牛乳を約120ml注いでフタを閉め、ハンドルを回して約30秒混ぜるだけ。カップはそのままグラスとして、直接口をつけて飲める。1杯分のジュースの分量は、バナナ2分の1本で足りるという。

 カラーは黄色と黄緑。発売は9月を予定。希望小売価格は2,100円。

カップ
フタと付属のハンドル
ハンドルを閉めて約30秒混ぜる
クリーミーなバナナジュースの出来上がり。試飲したところ、かなり濃厚な味だった
本体カラーは黄色と黄緑が用意される

大容量の「スマート飯」や、リアルな「餃子の王将」グッズも

スマート飯 MEGA パワフルマン

 このほかタカラトミーアーツのブースでは、大人も楽しめる雑貨も展示されていた。「スマート飯 MEGA」は、片手でご飯を食べられるスティック型ケース「スマート飯(はん)」の大容量モデル。

 スマート飯は、ボディを開いてご飯を入れ、下方のハンドルを回すと上方からご飯がひねり出てくるもの。新製品ではこのしくみを踏襲しつつ、内容量を従来モデルの2倍となる0.4合にアップ。また、キャップ部には2種のおかずを入れられるようになった。

 カラーはグリーンが基調の「パワフルマン」タイプとピンクが基調の「パワフルウーマン」タイプが用意される。発売は4月中を予定。希望小売価格は1,260円。

スマート飯 MEGA パワフルウーマン
右側の通常サイズの「スマート飯」に比べ、ひと回り太い
キャップは二重構造で2種のおかずを入れられるという
「餃子の王将」とコラボしたグッズも

 また、いわゆる“京都王将”と呼ばれる飲食チェーン「餃子の王将」とコラボしたシリーズ。“餃子からはじまるコミュニケーション”を謳い、餃子型のコインケースのほか、パスケース、名刺ケース、スマートフォンケース、付箋セットがラインナップする。希望小売価格は525円~1,260円。9月発売予定。

「餃子の王将」で1日に200万個提供しているという餃子型のコインケース
裏の焼き加減がリアル
画像は試作品だが、実際には中にコインを入れられるという
初めてカメラが撮影できたことで話題となった「ダイオウイカ」。グッズは残念ながら試作段階で撮影不可

 さらに、今年1月にNHKスペシャルで放送され、16.8%という高視聴率で注目を集めた「ダイオウイカ」のグッズも発売する。

 ダイオウイカは深海に生息する巨大なイカの一種。リアルなイカ型のペンケースやぬいぐるみ、スマートフォンンケースやシールもラインナップする。上野の国立科学博物館で7月6日から深海の生物たちをクローズアップする特別展「深海」の開催に合わせて発売されるという。希望小売価格は735円~2,835円。7月発売予定。

小林 樹