富士通ゼネラル、コンパクトな脱臭機「PLAZION(プラズィオン)」

~リビング向けの加湿脱臭機も

コンパクトボディの脱臭機「DAS-15B」

「DAS-15B」ホワイト同ピンク

 富士通ゼネラルは、脱臭機「PLAZION(プラズィオン)」シリーズの新機種「DAS-15B」を11月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円前後。

 本体をコンパクト化した新機種で、10畳前後までのプライベート空間の脱臭を目的とする。トイレや脱衣所などの狭い場所や、寝室や書斎、ペットゲージの脇などでの脱臭に向いているという。

寝室に置いた例トイレに置いた例

 主な脱臭時間は、8畳の居間のペット臭で約10分、タバコ臭で約6分。4.3畳のキッチンで約6分、1畳のトイレで約5分としている。

 脱臭方式は、富士通ゼネラル独自の「トリプル脱臭」を採用。金属酸化触媒ハニカムフィルターによる高濃度臭気の脱臭に、オゾンユニットによる低濃度臭気の脱臭を組み合わせている。さらに、オゾンユニットからは低濃度オゾンを放出し、カーテンや家具などに付着した臭いの脱臭も行なう。

「トリプル脱臭」の構造

 金属酸化触媒ハニカムフィルターは、約22.5時間ごとに自動的に加熱し、脱臭機能を回復する「脱臭フィルターオートクリーン」機能を搭載している。交換や掃除なしに10年間使用しても、脱臭機能を90%以上維持するという。

操作パネル

 操作パネルは、急速/強/標準/弱の風力切り換えのほか、急速運転モードで10分間運転して自動停止する「クイック脱臭」ボタンが用意されている。

 本体サイズは174×178×282mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.2kg。消費電力は、弱運転時が3W、脱臭フィルターオートクリーン時が25W。本体色はホワイトとピンク。

リビングルームで使える加湿脱臭機「DAS-303B」

「DAS-303B」ホワイト同ピンク

 また、加湿脱臭機「DAS-303B」も11月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後。コストパフォーマンスの向上により、店頭実勢価格は前モデルの「DAS-303A」よりも低めになる見込み。

 前モデルと同様にトリプル脱臭による強力な脱臭機能と、気化式の加湿機能を組み合わせた製品。脱臭機能は約20畳、加湿機能はプレハブ洋室で約14畳、木造で約8.5畳まで対応する。

 空気の取り入れ口を大きくした「4方向前方吸い込み構造」により、吸引力を高め、臭いの広がりを抑えるようになった。また、本体を壁面にくっつけた形で設置できるようになった。

「4方向前方吸い込み構造」の採用により、右の旧機種にくらべ、広い範囲を吸気できるようになった
操作パネル

 風量調整は、急速/強/弱/自動の4段階。風量を自動調整して、消費電力を25%カットするeco運転モードや、1/2/4時間で電源を切るオフタイマーも用意される。

加湿能力は1時間当たりの約500ml。強/弱/自動で切り換えできる。

 本体サイズは300×276×446mm(同)、重量は6.2kg。消費電力は、弱運転時が5W、急速運転時が36W。本体色はホワイトとピンク。






(伊達 浩二)

2012年10月10日 15:56