エレコム、用紙を問わず手書きメモをデジタル化できるスマホ用文具

マーカーシート ESB-MSシリーズ ESB-MSA4 A4サイズ対応

 エレコムは、ノートや手帳に書いた内容をスマートフォンで撮影して取り込めるスマートフォン用文具「マーカーシート ESB-MSシリーズ」を6月上旬より発売する。希望小売価格は945~1,785円。

 ノートや手帳にかぶせて、スマートフォンで撮影すると、枠内をデータとして保存できる透明のシート。あらかじめダウンロードしたスマートフォンの専用アプリで撮影すると、シートの四隅にあるマーカーで位置を認識し、自動でゆがみや傾きを補正して、四隅の揃った画像としてデジタル化する。

 シートには、「振り分けマーカー」が付属し、シートの上辺にある数字にクリップすると、メモを自動分類し、4つのフォルダに分けて整理できる。

メモを自動分類するため、振り分けマーカーが付属するマーカーシートの上辺にある数字にマーキングすると、データを自動分類できる

 自前のノートや手帳に使えるため、別途専用ノートを購入する必要はない。過去に作成したメモや新聞、雑誌、書籍なども取り込める。また、メモの分類や整理が簡単にできるようになり、情報の管理がしやすくなるという。なお、専用アプリは無料。

 ラインナップとして、サイズはA4サイズ~B5サイズまで5種類を揃えた。固さは、メモなどをしっかり押さえられるハードタイプと、ノートや本に挟んで持ち運びやすいソフトタイプの2種類が用意される。

A5サイズ対応。いずれのサイズも固いハードタイプと柔らかいソフトタイプが用意されるA6サイズ対応
A7サイズ対応B5サイズ対応

メモした内容をデータ化できる「ふせん」

 同時に、書き込んだメモをスマホで撮影し、デジタル化できる「ふせん ESB-FSシリーズ」も発売する。価格は735~945円。

 書き込んだメモを、専用アプリで撮影することで、デジタル化してスマートフォンに取り込めるふせん。「マーカーシート」と同様に、四隅にあるマーカーで位置を認識し、自動でゆがみや傾きを補正。きれいな画像としてデータ化するという。

 複数の「ふせん」をまとめて撮影した場合にも、それぞれ認識し、個別に保存する。大きさの異なる「ふせん」も一度に取り込める。

 また、ふせん左下のマーカーを塗りつぶすことで、データを自動分類し、フォルダで管理できる。

 サイズは3種類。それぞれカラーもイエロー、グリーン、ピンクの3色を揃える。

ESB-FS01YL イエローESB-FS01GN グリーンESB-FS01PN ピンク
ESB-FS02YL イエローESB-FS02GN グリーンESB-FS02PN ピンク
ESB-FS03YL イエローESB-FS03GN グリーンESB-FS03PN ピンク





(小林 樹)

2012年5月22日 16:39