パナソニック、洗濯物の量を見分けて省エネするハイブリッド式除湿乾燥機

 パナソニックは、洗濯物の量を細かく見分けて省エネする「ハイブリッド方式除湿乾燥機 F-YHHX120」を4月1日より発売する。価格はオープンプライス、市場想定価格は60,000円前後。

ハイブリッド方式除湿乾燥機 F-YHHX120 シルバーシャンパン

 熱交換器を冷やして除湿するコンプレッサー方式と、乾燥剤で水分を吸着するデシカント方式を組み合わせた「ハイブリッド方式」の除湿乾燥機。F-YHHX120では、部屋干しの洗濯物の量や乾き具合をセンサーで見分ける省エネ機能「エコナビ」を搭載している点が特徴。1kgの少量衣類から見分け、効率的に運転するという。

 機能面では、洗濯物の除菌や部屋干し臭の抑制に効果のある同社独自のイオン技術「ナノイー」を搭載。また、ナノイーの単独運転機能「ナノイー 送風」も備える。このほか、洗濯機で洗えない衣類をナノイーで除菌/脱臭する「衣類リフレッシュモード」も採用。部屋の湿度が60%以上になると、自動で除湿運転に切り替わる。

 本体サイズは370×225×570mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約13.8kg。水タンクの容量は約3.2L。50Hz地域での除湿の適用床面積は、木造で11畳、プレハブで17畳、鉄筋で23畳。除湿運転時の消費電力は最大255Wで、衣類乾燥運転時は最大725W。運転音は最大49dB。カラーはシルバーとシャンパン。

ハイブリッド方式除湿乾燥機 F-YHH100

 ハイブリッド式の下位モデルとして、「F-YHH100」も同時に発売する。価格はオープンプライス、市場想定価格は55,000円前後。

 F-YHH100ではエコナビではなく、湿度から衣類の乾燥を検知する「カラッとセンサー」を搭載し、洗濯物が乾くと運転を自動停止する。

 運転モードでは、省エネ性の高い「エコモード」と早く洗濯物を乾かせる「速乾モード」を備えた。風向きは左右に100度、上下に160度動く「ワイド3Dルーバー」で、乾きムラができにくいという。このほか、ちょっとした冷風を当てられる「2WAY吹出しスポット冷風」も備える。「エコナビ」機能や「ナノイー」機能は搭載されていない。

 本体サイズは340×210×540mm(同)で、重量は約12kg。水タンクの容量は約2.92L。50Hz地域での除湿の適用床面積は、木造で10畳、プレハブで15畳、鉄筋で20畳。除湿運転時の消費電力は最大535Wで、衣類乾燥運転時は最大で735W。運転音は最大49dB。カラーはホワイト。






(小林 樹)

2012年3月6日 16:24