パナソニック、3人乗り対応電動アシスト自転車「ギュット」に限定モデル

~大容量バッテリー搭載、充電回数も約2倍に

 パナソニックサイクルテックは、大容量バッテリー搭載の幼児2人同乗電動アシスト自転車「ギュット BE-2ENM633」と、「ギュット・ミニ BE-ENMM033」を2月20日より発売する。希望小売価格は140,000円。

「ギュット・ミニ BE-ENMM033」さくらピンク「ギュット BE-2ENM633」ピュアマットブラック

 前と後ろに幼児座席を設けることで、幼児2人が同乗できる電動アシスト自転車。前輪のサイズが小さく、子供を乗せた時にふらつきが少ない「子乗せ専用設計」採用の電動アシスト自転車「ギュット」シリーズの限定モデルで、車輪サイズ20インチの「ギュット・ミニ」と、前輪22インチ、後輪26インチの「ギュット」の2機種が用意される。本体カラーは「ピュアマットブラック」と「さくらピンク」の2カラーで、2機種合計800台の限定モデルとなる。

 バッテリーには、従来モデルよりも容量が大きい12Ahリチウムイオンバッテリーを採用。最もアシスト力が強いパワーモード選択時の走行距離は、ギュット・ミニで約36km、ギュットで約41km。充電時間は約6.5時間で、充電可能回数は、従来モデルの約2倍となる約700回~900回。バッテリーの買い替え頻度が従来より少なくなったという。

 運転モードは、アシスト力が最大の「パワーモード」、アシスト力を自動で制御する「オートマチックモード」、アシスト力を抑えて運転する「エコモード」の3つを用意する。

 安全面では、万一の事故の際に頭部への衝撃を軽減する「チャイルドシート用ヘッドレスト」が付属するほか、駐輪時にふらつきを防ぐ「スタピタ機能」を搭載する。

 ギュット・ミニの全長サイズは1,803mmで、全幅は565mm。重量は33kg。各モードの走行距離はパワーモードが約36km、オートマチックモードが約41km、エコモードが約54km。

 ギュットの全長サイズは1,849mmで、全幅は565mm。重量は33.6kg。各モードの走行距離はパワーモードが約41km、オートマチックモードが約45km、エコモードが約65km。





(阿部 夏子)

2012年1月20日 16:00