東京ガス、計画停電への対応を発表

~電気を使う機器は使用不能に

 東京ガスは、東京電力が予定している計画停電についての対応を発表した。

 まず、東京ガス自身のガスの製造と供給については問題ないとしている。しかし、ガス機器の中には100Vの家庭用電源を使用しているものがあり、停電中は使用できなくなる。使用できなくなる機器の例として、ガス風呂給湯器やガスファンヒーターなどが挙げられている。

 また、停電中は換気扇が動作しないので、換気に留意する。夜間の場合、照明が無く暗い場所での操作になるため、操作を誤らないよう注意する、などの呼びかけを行なっている。

 なお、同社の日立支社供給エリア(茨城県日立地区)では、一部の地域でガスの供給が停止されている。停止戸数は、3月13日夜の時点で約3万戸となっている。復旧は、被害が甚大な地域を除き、10日から2週間程度を見込んでいる。





(伊達 浩二)

2011年3月14日 12:43