パナソニックの住宅用照明「MODIFY」、ドイツのiFデザイン賞金賞を受賞

パナソニック 「MODIFY」

 パナソニック電工は、同社の住宅向け照明器具「MODIFY(モディファイ)」が、ドイツのデザイン賞「iF product design award 2011(iF賞)」で金賞を受賞したと発表した。

 iFアワードは、プロダクトデザインの領域で権威のあるコンペの1つ。美しさ、独創性、革新性などのデザイン性に加えて、性能、使いやすさ、品質、環境への配慮など、総合的に優れたものが評価される。2011年は世界43カ国から2,756点の応募があり、その中から50点が金賞に選ばれた。

 MODIFYは、プロダクトデザイナー深澤直人氏との共同デザイン開発で生まれた、住宅向け照明器具シリーズ。「球」「半球」「円錐台」といった、灯りとしては定番の形ながら、素材選びまで配慮し、LEDなどの環境・省エネに配慮した光源テクノロジーを用いているのが特徴。2011年3月現在、全87品番がラインナップしている。

 同社では、2007年の寝室用の手元灯・常夜灯「HomeArchi(ホームアーキ) LED Task Light」に続く、2回目の金賞受賞となる。

 パナソニック電工ではこのほか、小型音波振動歯ブラシ「ポケットドルツ(EW-DS11)」、電気自動車・プラグインハイブリッド車を充電する「屋外コンセント(WK4322S)」、台湾の高級マンション向け配線器具「GLATIMA(グラティマ)」の3件が2011年度のiF賞に選定されている。

光源には、LEDやバルックポールプレミア蛍光灯、スパイラルバルック蛍光灯を使用している細部の作りこみや、素材選びに配慮したデザインになっている左から、iF賞を受賞した「ポケットドルツ(EW-DS11)」「屋外コンセント(WK4322S)」、「GLATIMA(グラティマ)」




(小林 樹)

2011年3月3日 17:34