パナソニック、すべての通話を自動で録音するコードレス電話

RU・RU・RU(ルルル)　VE-GP55

　パナソニックは、通話を自動でSDカードに録音するコードレス電話機「RU・RU・RU(ルルル)　VE-GP55」を、10月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、子機1台の「VE-GP55DL」が15,000円前後、子機2台の「VE-GP55DW」が25,000円前後。

　親機にSDメモリーカードのスロットを設けたコードレス電話で、通話をSD・SDHCカードに自動で保存できる「フル録音」機能を搭載した点が特徴。従来モデルでは自動録音が着信時のみだったが、VE-GP55では発信時にも対応した。32GBのSDHCカードを使えば、最大で約1,101時間録音できるという。1件当たりの最大録音時間は約120分。

　また、着信時にはアンテナの青色LEDが点灯。着信音量を抑えている場合や、テレビなどで着信音が聞こえにくい状況でも、着信を目で確認できる仕様となっている。

　液晶ディスプレイには、親機に約3.9型のホワイトバックライト液晶を採用。見やすい角度に調節できるチルト式となっている。子機にも、ホワイトバックライトの液晶が搭載されている。

　このほか、発信/着信時の電話帳の名前読み上げ機能や、相手が名乗った後に応答できる「あんしん応答」などの機能も備えている。また、迷惑電話の着信拒否機能は、従来モデルの30件から50件に増えている。

　本体サイズは、親機が約79×162×204mm(幅×奥行き×高さ)で、子機が約171×44.5×33.5mm(同)。重量は親機が約660g、子機が約157g。親機の最大消費電力は約4.4W。本体カラーはシルバー。

　下位モデルとして、SDカードスロットがなく、フル録音機能も省かれた「VE-GP35」も同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、子機1台の「VE-GP35DL」が10,000円前後、子機2台の「VE-GP35DW」が19,000円前後。本体カラーはパール系ホワイトとブラックが用意される。

VE-GP35 パール系ホワイト	ブラック