タイガー、土鍋コーティングでごはんをふっくら炊き上げるIH炊飯器

炊きたて JKK-A100

 タイガー魔法瓶は、土鍋コーティングでごはんをふっくら炊き上げるIH炊飯器「炊きたて JKK-A100/A180」8月21日より発売する。希望小売価格は炊飯容量5合(1.0L)の「JKK-A100」が55,650円、炊飯容量1升(1.8L)の「JKK-A180」が58,800円。

 同社の炊飯器ラインナップで、最上位機種に次ぐ位置の高級機種。タイガー魔法瓶では、土鍋による炊飯を理想とし、ハイエンドモデルの「土鍋釜」シリーズでは、内釜に本物の土鍋を採用しているが、JKK-Aシリーズでは金属製の内釜の周りに土鍋コーティングを施している。新モデルでは、さらに断熱効果を高めるために、内釜に「熱封中空ガラスビーズ」を練りこんだ。これにより外に逃げる熱を封じ込めることができ、より土鍋に近い炊きあがりが実現できるという。

金属製の釜に遠赤外線効果のある5重のコーティングを施している土鍋コーティングを施してあることで沸騰時の泡立ちがキメが細かいという

 また、内蓋には、炊飯中に発生する蒸気を回収し、うまみ成分である「おねば」だけを中に戻す「旨み二重ふた」を採用する。

 白米炊飯メニューとしては、電気代を抑えながら炊飯する「エコ炊きメニュー」、沸騰後も高火力で連続沸騰する「白米メニュー」、吸水時間を白米メニューの約2倍長く取ってごはんをおいしく炊き上げる「極うまメニュー」の3つを搭載する。

 そのほか、運転メニューとしては雑穀米、分づき米、無洗米メニューなどを備えるほか、おこげを付けられるメニュー、煮物などを炊飯器で作れる「調理メニュー」や、1合を18分で炊き上げる「早炊きメニュー」などを搭載する。

 炊飯容量5合の「JKK-A100」の本体サイズは、254×332×218mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約4.5kg。年間消費電力量は89.6kWhで、最大消費電力は1,210W。1回当たりの炊飯時の消費電力量は174Wh。

 下位機種の2機種はすでに発売している。ラインナップは、内釜に「熱封中空ガラスビーズ」を練りこんでいない「JKJ-G100/G180」と、内釜に土鍋コーティングを施していない「JKH-R100/R180」の全4モデル。希望小売価格は以下の表の通り。

JKJ-G100JKH-R100

 


品番容量内釜の種類希望小売価格
JKJ-G1005合W銅入5層遠赤釜44,100円
JKJ-G1801升47,250円
JKH-R1005合銅入3層遠赤釜31,500円
JKH-R1801升34,650円




(阿部 夏子)

2010年8月3日 16:06