フィリップス、子供用の電動歯ブラシ「ソニッケアー キッズ」


フィリップス ソニッケアー キッズ HX6381/02
 フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、同社が販売する電動歯ブラシ「ソニッケアー」シリーズの子供向け製品として、「Philips Sonicare For Kids(フィリップス ソニッケアー キッズ) HX6381/02」を4月1日に発売した。ソニッケアーを取り扱う歯科医院を通じて販売される。参考価格は12,800円。

 ソニッケアーキッズは、子供ひとりでも効果的に歯を磨くことを目的とした電動歯ブラシ。通常のソニッケアーと同様、毎分約31,000回の超高速振動でブラシの毛が届きにくい部分の歯垢も落とすというブラッシング技術「ソニックテクノロジー」を搭載するが、電源スイッチは通常よりも大きめで、また本体も子供の小さな手にもフィットするよう人間工学に基づいたデザインとなっている。

 運転モードでは、4~7歳の小さな子供でもやさしくブラッシングできるという「ローモード」と、7歳以上に適した「ハイモード」の2種類を用意。また、使い始めは通常より弱いパワーで運転し段階的にパワーを上げる「イージースタート」や、90日間でブラッシング時間を1分間から2分間へ徐々に運転時間を延長していく「キッズタイマー」、運転中に口腔内の上下と裏表を均等にブラッシングできるよう、磨き時間の区切りを音楽で知らせる「キッズペーサー」といった、ブラッシングの習慣を身につけるための機能も搭載されている。

 ブラシは、4歳以上が対象の「ソニッケアー キッズブラシヘッド4+」と、7歳以上用の「ソニッケアー キッズブラシヘッド7+」を同梱する。いずれもゴム製のカバーを採用することで、弱くて敏感な子供の歯も保護できるという。交換用ブラシの参考価格はいずれも1,480円。

 このほか、本体を横にした状態で歯磨き粉が付けられるよう、転がりにくいデザインを採用。本体に取り付けるフロントパネルは、黒/青/黄の3種類が付属する。

 本体サイズは35×233mm(直径×高さ)で、ブラシ込みの重量は140g。対象年齢は4~10歳。充電式で、充電器は海外でも使用可能。



(正藤 慶一)

2010年4月8日 00:00