オムロン、「わきぴたセンサ」搭載の体温計

けんおんくん MC-675

 オムロンは、体温計の位置ずれを知らせる電子体温計「けんおんくん MC-675」を9月1日より発売する。希望小売価格は3,255円。

 体温を測定する時は、体温計を腋の下に固定する必要がある。しかし、乳幼児など小さな子供の検温時に、体温計がきちんと腋に挟めているか不安というユーザーが多かったという。

 けんおんくん MC-675では、検温時の体温計の位置を感知し、知らせる「わきぴたセンサ」を新たに搭載した。わきぴたセンサでは、体温計の位置を感知し、ランプで知らせる。腋の下にしっかりと挟めているときは「緑色」のランプが点灯し、しっかり挟めていない時は「赤色」のランプとブザーで知らせる。

使用イメージ

 また、腋の下に挟みやすいように、本体先端の感温部の形状を平らにした。

 測定方式は、検温開始からの温度上昇率を内部のマイコンで計算し、実際の体温を予測する予測方式と、実測方式の2種類が搭載されている。予測方式の検温時間は約60秒。

 本体サイズは、20×13.2×135mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約17g。電源はリチウム電池CR1220。本体には抗菌加工が施された専用のケースが付属する。

 下位機種として、わきぴたセンサ機能を省略した「MC-674」も同時発売する。希望小売価格は2,888円。





(阿部 夏子)

2009年8月19日 17:13