象印、運転状況を表示する液晶パネル搭載の食器洗い乾燥機

 

ミニでか食洗機 BW-GX40
 象印マホービンは、運転時間やコース設定を表示する液晶パネルを搭載した食器洗い乾燥機「ミニでか食洗機 BW-GX40」を、8月11日に発売する。希望小売価格は105,000円。

 ミニでか食洗機は、430×325mm以上(幅×奥行き)の食器カゴが置いてあるスペースにそのまま設置できる、というコンパクトさが特徴の食洗機シリーズ。4人分、34点の食器を一度に洗うことができる(大皿4、茶碗4、汁椀4、コップ・湯のみ6、中鉢4、小皿8、小鉢4)。

 今回のBW-GX40では、本体下部に液晶パネルを新たに設置した点が特徴。運転開始時刻の予約や、残り時間などの運転状況を表示できる。

 また、新たな運転モードとして「予洗いコース」「乾燥コース」の2コースを搭載した。「予洗いコース」は、食事の時間が違っても、先に食事をした食器を軽く水洗いし、後で食事をした食器とまとめて洗えるというもの。水洗いの時間は8分間で、これにより汚れが落ちやすくなるという。

 もう1つの「乾燥コース」は、乾燥時間を0分(乾燥なし)から90分まで、15分毎に7段階で設定できるというもの。食器の容量や温めなど、好みに合わせて選ぶことができる。

 従来製品からは、食器の隅々まで水を行き届かせる「5方向ジェットノズル」や、食器の形状に合わせてピンの間隔が変えられる「フレックス下かご」、庫内クリーナーを155分間循環させ、水アカや洗剤かすの汚れを落とす「庫内クリーニングコース」などを継承する。

 なお、1回に使用する水の量は10Lで、手洗い時の水量の65Lと比べて節水につながるという。使用1回当たりの電気代の目安は約18円。

 本体サイズは430×325×580mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約17kg。運転音は約43dB。消費電力は最大で1,073W。本体カラーはパールホワイト。

BW-GD40
 下位機種として、液晶パネルや乾燥コース、フレックス下かごなどを省いた「BW-GD40」も、同時に発売する。希望小売価格は94,500円。本体カラーはステンレス。



(正藤 慶一)

2009年6月29日 18:52