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ミニでか食洗機 BW-GB60
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象印マホービン株式会社は、かごを改良し、より幅広い食器に対応した食器洗い乾燥機「ミニでか食洗機 BW-GB60」を、4月21日より発売する。希望小売価格は94,500円。
同社が2006年に販売した食器洗い乾燥機「ミニでか食洗機 BW-GA60」の後継機種。本製品では新たに、機内の下かごに付いているピンを立てたり寝かせたりすることで、いろいろな食器に対応できる「フレックスかご」を採用した。これにより従来製品では収まりにくかった深い皿、どんぶりに対応。また本体手前と奥の7本のピンは、すべて倒すことが可能。これにより、かごにコップを伏せて入れられるので、多くのコップの洗浄ができるという。
また、上かごの食器1つ1つの洗浄スペースを、従来製品よりも拡大。間隔を広くすることで、洗浄力のアップを図っている。
洗浄モードには、従来の「標準」「スピーディ」「強力」「乾燥のみ」コースに、新たに4時間後に洗浄を行なう「タイマー」機能を追加。食後の団らんの時間を避けて、就寝前の洗浄が可能になるという。
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「フレックスかご」のイメージ写真。浅めの皿の場合は、左のようにピンを立たせるが、深めの場合は、右のように数本のみ立たせる。なお、画像ではピンは赤と青で表示されているが、実際の製品ではステンレスカラーとなる
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従来機種からは、本体の奥行きを315mmと薄くした、設置面積の小さいデザインを継承。同社ではこれを、キッチンで食器かごを置いていた場所に、そのまま設置できるコンパクトサイズとしている。また、まな板を使用するためのスペースを確保できたり、ガス栓や蛇口に開放した扉が当たらず調理の邪魔にならないなどのメリットもあるという。
そのほか、上・下・左・右・正面の5方向から水流を放ち、食器の隅々まで洗える構造の「5方向ジェットノズル」も継承する。これにより食器を効率よく洗うとことで、洗浄から乾燥までを58分で行なえるという。
省エネ性能も引き継いでいる。同社の試算では、本製品を1回2回のペースで使用し、6人分41点の食器を洗った場合の水道代・電気代などの総コストは、1回当たり約25.7円。これに対し、手洗いでの総コストは55.7円となっており、1日当たり30円、1年間で比較すると21,900円の節約になるとしている。
本体サイズは、430×315×580mm(幅×奥行×高さ)。重量は約16kg。運転音は約40dB。標準使用水量は約10L。最大消費電力は1,073W。本体カラーはホワイトステンレス。
■URL
象印マホービン株式会社
http://www.zojirushi.co.jp/
ニュースリリース
http://www.zojirushi.co.jp/corp/news/2007/070314/BWGB.html
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2007/03/14 17:31
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