アイリスオーヤマ、草木伐採用の電動カッター

~電源にニッケル水素バッテリーを採用

充電式刈払機 CLM230
 アイリスオーヤマは、草木伐採用の電動カッター「充電式刈払機 CLM230」を6月19日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は69,000円。

 庭園などで主に使用される草木伐採用の電動カッター。本体先端の円形の刈り刃が高速で回転し、草木を伐採する。

 従来ではエンジン式が多かったが、CLM230ではニッケル水素バッテリーを電源とする。これにより、エンジン式で問題だった温室効果ガスの排出、エンジンの掛けづらさ、ガソリンの購入・補充の手間などの問題が解決されたという。1回の充電時間は約2時間で、連続動作時間は約30分。充放電サイクル回数は約200回。

 モーター能力は、エンジン式とほぼ同等で、約30分でおよそ70坪を刈ることができる。エンジン式に比べ、運転時の振動、騒音が少なく、周囲の状況を把握しやすいため、事故の防止にもつながるという。

 操作は手元の運転レバーで行なう。レバーを引くだけですぐに運転が開始されるので、初心者や女性でも簡単に操作できるという。また、安全機構としては、運転レバーから手を離した2秒後に刈り刃の回転が自動的に停止する「ブレーキ機能」を搭載する。

電源を入れるときは操作レバーを引くニッケル水素バッテリーを本体にセットして使用する

 本体サイズは、600×370×1530mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約6.7kg。本体には肩掛けベルト、保護メガネが付属する。



(阿部 夏子)

2009年6月16日 18:02