イワタニ、CO2排出量が実質ゼロのカセットガス

CO2排出量ゼロ化を実現したカーボンオフセットカセットガス CB-250S-GRJ

岩谷産業は、CO2排出量ゼロ化を実現した「カーボンオフセットカセットガス CB-250S-GRJ」を3月18日に発売する。価格は490円。

同社グループは、2050年度までのカーボンニュートラル達成を目標としている。その一環として、「イワタニカセットガス(オレンジ)」のライフサイクル全体のCO2排出量を算定し、国が認証する排出削減量クレジット制度「J-クレジット」を利用して相殺(オフセット)することで、新製品ではCO2排出量の実質ゼロ化を実現した。これはカセットコンロ用ボンベ業界で初めて。

同社は工場などの事業者向けに高効率ボイラーの導入のほか、油燃料から環境負荷の低いLPガスやLNGへの転換を推進している。この取り組みを通じて得られたCO2削減量をもとに「J-クレジット」を創出し、「カーボンオフセットカセットガス」に活用。

鍋など自宅での利用やキャンプなどのレジャー用途、ホテル・飲食店の業務用途で利用することで、脱炭素社会への貢献につながるという。

本体サイズは約68×198mm(直径×高さ)、重量は約250g。