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プラススタイル、スマホでカーテンを自動開閉できる「スマートカーテン」

スマートカーテン

プラススタイルは、カーテンレールに取り付けるとカーテンを自動開閉してくれる「スマートカーテン」を、10月7日に発売する。カーテンユニットとWi-Fi接続ユニット各1台のセットで、価格は13,800円。+Style本店では予約キャンペーンを行なっており、12,800円で購入可能。期間は10月6日23時59分まで。

スマートフォンアプリから、カーテンの自動開閉を可能にするデバイス。カーテン本体のランナー間に引っ掛けたカーテンユニットがカーテンレールに圧着し、モーターが動作することでカーテンが開閉する。工事不要で使用可能。

スマートフォンアプリからは、ワンタップで開閉できるほか、画面を指でスライドして開閉具合をアナログ指定することもできる。スケジュール機能もあり、決まった曜日・時間に開閉するといった使い方が可能。外出先からも開閉できるため、防犯対策や日中の遮光用途などに使える。

スマートフォンアプリからカーテンを開閉できる
画面を指でスライドして開閉具合をアナログ指定するほか、スケジュール設定も可能

このほかGoogleアシスタント、およびAmazon Alexa搭載のスマートスピーカーによる音声操作にも対応する。+Style家電およびデバイスとも連携し、夕方設定した時間になるとカーテンが閉じ、照明が点灯するといった設定ができる。

特許取得のオート開閉機能を搭載し、手で開閉する際の動きをスマートカーテンが代行。カーテンを動かしたい方向へ軽く引くだけで、スマートカーテンが動かしてくれる。

製品開発の背景について、プラススタイル 取締役社長 近藤 正充氏は、以下のように語った。

「プラススタイルではこれまでさまざまなスマートデバイスを発売してきました。既存家電をスマート化するマルチリモコンや、家電自体をスマート化したスマート扇風機やLED電球などがあります。今回は、家電ではないものもスマートフォンやスマートスピーカーで動かせるようにということから、スマートカーテンを開発しました。ユーザーにスマート化してほしい商品のアンケートを取ると、カーテンという意見は多く、ユーザーからの要望で商品化に至りました」

プラススタイル 取締役社長 近藤 正充氏

カーテンレールのランナーは、レール形状の「C型」「I型」「O型」に対応。多くの家に採用されている3種類のランナーに対応することで、引っ越しや他の部屋への付替えも簡単としている。

掃き出し窓に設置する一般的な厚手の遮光カーテン(丈2.3m)でも動作するパワフルなモーターながら、運転音は50dBA未満に抑制。書店の店内と同等の騒音レベルで、寝室でも利用できるという。

カーテンレールのランナーは、レール形状の「C型」「I型」「O型」に対応

カーテンユニットとWi-Fi接続ユニットはBluetoothで接続。1台のWi-Fi接続ユニットに対して、カーテンユニットは100台以上接続可能とする。カーテンユニットは1台ずつ単品購入でき、両開きカーテンにそれぞれ取り付けることもできる。

カーテンユニット単体の価格は、10,800円。10月6日までは、+Style本店での予約キャンペーンで9,800円で購入可能。

電源は単三形アルカリ乾電池を3本使用し、最長8カ月稼働する。電池交換のタイミングはスマホに通知される。

カーテンユニットを追加購入することで、両開きカーテンにも対応

カーテンユニットの本体サイズは、約75×55×120mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約160g。耐荷重は最大8.8kg。

Wi-Fi接続ユニットの本体サイズは、約15×62×62mm(同)で、重量は約34g。Wi-Fiは、IEEE 802.11b/g/nの2.4GHz帯域に対応する。