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ペットのフンも識別、ロボット掃除機「Roborock S6 MaxV」。カメラで家を見守り

Roborock S6 MaxV

SB C&Sは、ロボット掃除機「Roborock S6 MaxV」と「Roborock E4」を、+Styleの直販サイトとAmazon.co.jpで9月11日より発売する。価格は、吸引レベル最大2,500Paで障害物認識にも対応する「Roborock S6 MaxV」が87,780円、2,000Paで障害物認識には非対応の「Roborock E4」が32,780円。両機種とも水拭きにも対応する。9月30日までは、発売記念でS6 MaxVの割引キャンペーンを実施する。

Roborock E4

物体認識で床のケーブルやペットのフンも回避する「Roborock S6 MaxV」

Roborock S6 MaxVは、2014年に設立されたロボット掃除機メーカーBeijing Roborock Technologyによる新たなハイスペックモデル。二眼カメラとAIで床の上の物を回避するのが大きな特徴。

二眼カメラを搭載したRoborock S6 MaxV

スマートフォンでも採用例が増えている複眼カメラのトレンドをロボット掃除機にも応用。二眼カメラで「人間の目と同様に物体を立体的に捉えることを可能にした」という。さらに、LDSレーザーによる高度な空間認識性能も備え、Roborock独自技術の「ReactiveAI」で解析。床の上に置かれている様々な物体を認識する。

物体認識は、スリッパや電源タップ、ケーブルといった床に置いてある一般的な物体8種類を認識し、回避して掃除を行なう。認識した物体はアプリ上でアイコンや写真で表示。どんな物体かを判別した認識率を表示する。認識できる物体は、ロボット掃除機による掃除の難敵ともされてきた「子供が放置したおもちゃ」や「ペットのうんち」なども対象。ペットのフンの場合、10cm以上の安全な距離を保って回避するという。

認識可能な物体の種類は、ソフトウェアアップデートで順次追加予定としている。

床のスリッパなども認識

二眼カメラは、掃除中の物体認識だけでなく、見守りカメラとしても使用可能。アプリ「Roborock」上で、部屋の様子をリアルタイムで屋内外から確認でき、音声による問いかけもアプリ経由で行なえる。なお、音声による呼びかけはアプリのみで、ロボット掃除機は音声を拾わない。

本体に搭載する補助ライトを使って、暗闇でも撮影可能。ロボット掃除機の機動性を活かし、固定式の見守りカメラでは難しい部屋の様々な場所まで移動して撮影できるという。カメラ映像は、ユーザーセキュリティ保護のためのTUV認証を取得しており、撮影された動画や画像データは本体からすぐに削除される。

暗闇でも撮影可能

掃除機の基本機能としては、Roborock製品史上最高となる2,500Paの吸引力を実現。既存モデルS5 Maxと同等の高精度加圧式による水拭き機能も採用。床に水がたまる心配がなく、常に一定の圧力でムラなく拭きあげるとしている。アプリでは、好みの吸引力と水量を設定でき、水拭き禁止エリアも設定できる。

アプリでは、掃除禁止エリアの設定や掃除する部屋の順番の指定、戸建て住宅などで複数フロアのマップ保存などの機能も利用可能。

アプリ画面

音声案内機能では、掃除の開始や終了、エラーといった通知を日本語と英語で知らせる。

日本向け独自の機能として、標準語に加え、博多弁・関西弁・京都弁・津軽弁などの方言を用意。さらに、アニメ声や男性執事の声も用意する。

アニメ声などについて、参加した報道陣から「具体的にどんな声優が声で参加するのか」という質問が出たが、現時点では「公表する予定はない」という。ただし、今後の機能アップデートやコンテンツ追加といった取り組みの中で、具体的な声優名を公表する可能性はあるという。

本体サイズは約353×96.5mm(直径×高さ)、重量は約3.6kg。稼働時間は最長180分。途中でバッテリー不足となった場合も、自動充電/再開に対応する。

ダストボックス容量は460mL。水拭きタンク容量は297mLで、アプリにより水量を4段階で調整できる。掃除面積は最大200m2。乗り越え可能な段差は最大2cm。

2cmまで乗り越える

Wi-FiはIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)に対応し、GoogleアシスタントとAmazon Alexaのスマートスピーカーと連携する。

アプリはRoborockとMi Homeの2つに対応。アプリで設定できる機能は、吸引力調整、水拭き水量調整、カーペットモード、掃除エリア指定、進入禁止エリア指定、水拭き禁止エリア指定、複数フロアのマップ保存、掃除する部屋の順番指定、見守り機能、掃除予約。付属品は、充電ドック、防湿マット、電源ケーブル、水タンク、モップクロス

底面
S6 MaxV紹介動画

3万円台のベーシック機E4。S5 Maxの新色も

「Roborock E4」は、上位モデル同様という掃除アルゴリズムで基本的な掃除機能を備えつつ、吸引力は2,000Paとしたベーシックモデル。

Roborock E4

稼働時間は最大200分。自動充電/再開に対応する。障害物認識には対応しない。Wi-FiはIEEE802.11 b/g/n(2.4GHz)に対応し、GoogleアシスタントとAmazon Alexaのスマートスピーカーと連携する。Mi Homeアプリに対応し、吸引力調整、カーペットモード、掃除予約の各機能を設定できる。

本体サイズは約350×90.5mm(直径×高さ)、重量は約2.96kg。ダストボックス容量は640mL、水拭きタンク容量は180mL(つまみによる水量の手動2段階調整)。掃除面積は最大200m2。付属品は、充電ドック、防湿マット、電源ケーブル、水タンク、モップクロス。

そのほか、4月に発売したモデル「Roborock S5 Max」には、新色としてホワイトを追加する。価格は64,900円。

「Roborock S5 Max」の新色ホワイト

発売記念でRoborock S6 MaxVが5,000円オフの期間限定キャンペーンも

「Roborock S6 MaxV 発売記念キャンペーン」を9月8日~9月30日に実施。期間中に+Style本店とAmazon店でRoborock S6 MaxVを購入すると、通常販売価格の87,880円から5,000円オフの、82,780円となる。