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コーヒーテーブル型スピーカーやレコードプレーヤー搭載など「La Boite concept」上陸
2020年7月16日 18:15
フランス伝統のオーディオ技術を受け継ぐLa Boite concept(ラ ボワット コンセプト)ブランドから、インテリアに調和するオーディオ3機種が登場。7月15日から発売された。ソファ脇に最適というスピーカー「CUBE」と、レコードプレーヤー搭載の卓型「LX-TT」、オールインワン型「PR/01」の3製品で、価格は順に216,000円、580,000円、125,000円。二子玉川の蔦屋家電などで購入できる。
オールインワンオーディオのブランドとして2008年に設立されたLa Boite concept。フランスの老舗スピーカーメーカーであるシアレ(SIARE)創業者の孫にあたる、ティモシー・カニャール氏らが開発した製品を展開している。80年間に渡り受け継がれている技術が、今回の製品にも採用。伝統だけでなく、Bluetoothや立体サウンドなどの最新技術も融合している点を特徴とする。
コーヒーテーブルのようなスピーカー「CUBE」
ソファの脇に置くコーヒーテーブルのようなサイズの本体に、Bluetoothや3基のスピーカー、100WのクラスDアンプなどを搭載した製品。
シンプルかつコンパクトな本体ながら、特許技術「ワイドサウンド 2.0」により、繊細かつ迫力のあるサウンドを実現するという。BluetoothのコーデックはaptXにも対応する。
本体は、フランスとスペインにまたがるバスク地方の天然木と高級家具クオリティの仕上げにより、高い耐久性を持つ点も特徴。スタンド部にはウォルナット無垢材またはオーク無垢材(染色)を使用している(モデルによって異なる)。トップパネルにはウォルナット材や本革を採用。レコードや本などを置ける棚板も下部に備える。
入力はアナログの3.5mmステレオミニやRCA、光デジタルなどを備える。カラーは、CORIAN OAK、CORIAN WALNUT、BLACK LW、WOODYの4種類。本体サイズは47×35×49cm(幅×奥行き×高さ)、重量は17kg。
レコードプレーヤーと5スピーカー搭載、離れた場所でも高音質な「LX-TT」
天面にレコードのターンテーブルを備えたオーディオプレーヤー。5基のスピーカーとクラスDアンプ、特許技術「ワイドサウンド 3.0」を搭載し、「まるで生のオーケストラを聴いているような臨場感を味わうことができる」という。
天面のスピーカーにはリフレクターを装備。リスナーが立っている場合やスピーカーから離れた位置にいる場合でも、音を反射させて高品質なリスニングを可能にするとしている。
レコードがエンクロージャーの表面に浮いているように見えるデザインを採用。ターンテーブル部にスピーカーの振動が干渉しないようにショックアブソーバーを備える。
入力はアナログの3.5mmステレオミニやRCA、光デジタルなど。BluetoothはaptX対応。本体サイズは69×48×79cm(幅×奥行き×高さ)、重量は30kg。カラーはCORIAN OAK、CORIAN WALNUT、BLACK LW、WOODYの4種類。
スマホのワイヤレス充電パッドを追加できるスピーカー「PR/01」
ケーブルなどを手掛けるオーディオアクセサリーメーカーのNATIVE UNIONとコラボレーションして開発されたアクティブスピーカー。通常モデル「PR/01 Alu」(125,000円)に加え、ウォルナット材を使ったNATIVE UNIONコラボモデル「PR/01 Walnut」(115,000円)も発売する。
3つのユニットを備えたスピーカーのエンクロージャー内側に、別売のワイヤレス充電パッドなどを置けるスペースを用意。スピーカー本体の上にワイヤレス充電対応スマートフォンなどを置くと充電も行なえるのが特徴。
開発研究に7年間をかけたという特許技術「アクティブ・プレッション・リフレックス」などにより高音質化している。入力はアナログの3.5mmステレオミニやRCA、光デジタルなどを備える。BluetoothはaptX対応。
スピーカーユニットは、通常モデルがアルミ製、コラボモデルがセルロースパルプ製。筐体にはバスク地方の天然木製フレームを使用している。
本体サイズは41×25.6×23.7cm(幅×奥行き×高さ)。重量は12kg。通常モデルのカラーはSILVER、OAK CHAMPAGNE、PURE WHITEの3種類。コラボモデルはWALNUT。