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マスクを着けたままでも風と気化熱で冷やせる「マスク冷風扇」

「首もと冷却 タオルファン 抱っこホルダー」使用例(ハンディ扇風機やタオルは付属しない)

東京ファンは、マスクまわりの空気を冷やす“マスク冷風扇”として「首もと冷却 タオルファン 抱っこホルダー」を発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1,980円前後(税込)。

手持ちのハンディ扇風機と、タオルやスカーフなどを組み合わせて、ファッションを楽しみながら暑さ対策ができる専用ホルダ-。

マスクへ冷風を送るだけでなく、濡らしたタオルを首にあて、扇風機で風を送ることにより、首の太い血管の近くや胸のまわりを冷やせるように設計している点が特徴。

この方法は熱中症の応急処置法と同じ原理(蒸泄法)。蒸泄法は、濡らしたタオルを皮膚にあて、扇風機等で扇ぐことにより、水の気化熱で体を冷やす方法。環境省の熱中症環境保健マニュアルなどに掲載されているという。

マスクまわりの空気を冷やす仕組み
手持ちのハンディ扇風機とタオルを使える

同社で販売中の「えりかけ扇風機 BodyFan」も、マスク冷風扇として展開。実売価格は3,200円(税込)。

従来から発売している「えりかけ扇風機 BodyFan」

こちらはハンディ扇風機とクリップがセットになった製品で、濡らしたタオルを首にかけてクリップを取り付けることで、首とマスクを同時に冷やせる点が特徴。服の中へ風を送り込めるほか、首の後ろ側に取り付けられるため、作業中にも便利とする。

リチウムイオン電池(2,000mAh)とUSBコードが付属。1回の充電で最長8時間の連続送風が可能。カラーは4インチファンが黒、3インチファンが白。