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Anker、第三者によるAmazon商品レビュー不当操作を指摘。通常の20倍の★1が集中投稿

第三者による不当操作の対象になったとされる「Anker PowerConf」

アンカー・ジャパン(Anker)は13日、Amazon.co.jpで販売中の同社製品に対して、第三者によるカスタマーレビューの不当な操作が繰り返し行なわれていると発表。「当該行為に悪質性があり、お客様に不要なご心配をおかけするもの」としている。

カスタマーレビューの不当操作として、同社は主に2種類の手法を確認したとのこと。一つは報酬や製品の無償提供と引き換えに★5のカスタマーレビューの投稿を依頼し、自社製品の販売を不正に伸ばそうとする方法。もう一つは他社の特定製品に対して★1のカスタマーレビューを短期間・集中的に投稿することで当該製品の信用と販売機会の損失を図ろうとする方法。「いずれもお客様の選択を故意に歪め、不利益を招いている」と同社は非難している。

後者の手法の具体例として、2月から販売開始され、リモートワークでも使われている会議用Bluetoothスピーカーフォン「Anker PowerConf」に対し、通常の20倍以上の割合となる★1のカスタマーレビューが3月27日~28日の2日間にかけて集中的に投稿されたという。

投稿されたカスタマーレビューに同社は対処を行なったが、4月上旬に同様の追加事象と別名アカウントによる同一文言のカスタマーレビューが再掲されたという。

同社は、レビューの不当な操作等の依頼を受け取った場合「アンカー・ジャパン カスタマーサポート」まで連絡するよう協力を呼び掛けている。