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【IFA 2019】ミーレ、取り外し式バッテリー採用で、3つの使い方ができるスティッククリーナー

 9月6日から11日(現地時間)にドイツ・ベルリンの国際見本市会場にて開催される、国際コンシューマエレクトロニクス展示会「IFA 2019」。開催前々日にあたる9月4日に、ミーレが記者公開した、スティッククリーナー「TriFlex HX1」を紹介する。

ミーレ「TriFlex HX1」

 スティック式で2つの使い方ができ、ハンディタイプとしても利用できる「3-in-1 concept」のスティッククリーナー。2019年11月に欧州で発売され、追って日本での発売も検討しているとのこと。

 製品は、取っ手、本体、中央のパイプ、ヘッド、をバラバラに取り外し可能。上から、取っ手、本体、パイプ、ヘッドの順に取り付けると一般的なスティッククリーナーとなる。これを、取っ手、パイプ、本体、ヘッドの順に取り付けることが可能。またヘッドは、モーター内蔵のヘッド以外にも、モーター非搭載のヘッドや、すき間ブラシなどが付属する。

 本体位置によって全体の重心が変更されるため、高重心時は天井などの掃除に、低重心時は床掃除と使い分けることで、疲労感に差が出るとしている。高重心時に、モーター非搭載のヘッドを使用すれば、さらに疲労を軽減可能。また、取っ手、本体、ヘッドの順に取り付けることで、ハンディクリーナーとしても利用可能で、3つの使用方法があるとした。

3つの使い方ができる
カンファレンス登壇者が、3つの使い方を披露

 モーター内蔵の回転ヘッドは「MultiFloor XXLフロアヘッド」という名称で幅28cm、床材に応じて自動で吸引力を調整可能。また本体は、単体での自立が可能。

「MultiFloor XXLフロアヘッド」
幅28cm、床材に応じて自動で吸引力を調整可能なヘッド
ヘッドの裏側

 清掃強さは「弱/中/強」の3段階で、モーター非搭載のヘッドを弱で利用すると、60分の清掃が可能。モーター内蔵のヘッドを強で使用した場合は、14分稼働するという。

 取り外し式のバッテリーを採用しており、2つのバッテリーを利用すると最大で120分の清掃が行なえるとしている。なお、フラッグシップモデルでは、予備のバッテリーが同梱される。

モーター非搭載のヘッドを弱で60分、モーター内蔵のヘッドを強で14分稼働する

 排気は、3段階クリーニングシステムを採用。大きなゴミはダストボックスに集まり、細かい粒子を取り除くフィルターを、さらにアレルゲンなどを取り除く「HEPA Lifetime Filter」を採用する。

排気は、3段階クリーニングシステムを採用する

 本体カラーは、ロータスホワイト、グラファイトグレー、ルビーレッド、インフィニティグレーパールフィニッシュ、オブシディアンブラックの5色。

 付属する、ヘッドや充電池、充電器などの違いで、ベーシック、フラッグシップモデル、キャット&ドッグなど、複数のモデルが用意されるという。

複数色、複数モデルを展示