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イオン、トップバリュから新家電シリーズ「BLACK&BRONZE」を発表 2020年1月に6製品を発売予定

 イオンは、プライベートブランド「TOPVALU(トップバリュ)」内で展開するホームファッションブランド「HOME COORDY(ホームコーディ)」の秋冬商品の発表会を開催した。発表会では「ホームコーディ テーブル家電シリーズ」として調理家電6製品を発表。これら製品は「BLACK&BRONZE(ブラック&ブロンズ)」シリーズとして展開され、2020年1月の発売を予定しているという。

新展開される「BLACK&BRONZE」シリーズ

 「BLACK&BRONZE」シリーズについて、イオンリテール 執行役員 ホームコーディ事業部 事業部長・久永 晋也氏は「家電製品はメーカー名で選ばれることが多かった領域ですが、デザインや機能で選ばれることが増えてきています。そこで今回、ホームコーディではデザインと機能を充実させた製品をリリースします。

 また今回の製品は、単身者向けのものが主ですので、2020年春からの新生活需要に間に合うよう、2020年初頭にリリースする予定です」と語った。

イオンリテール 執行役員 ホームコーディ事業部 事業部長・久永 晋也氏

 6製品は、「マイコン炊飯器」「オーブンレンジ」「マイコントースター」「深型ホットプレート」「多機能クッキングポット」「温度調節ケトル」。いずれも2020年1月発売ということもあり、現時点では商品の詳細仕様は決定していないとしつつも、開示された各製品の概要をお伝えする。

マイコン炊飯器

 3合炊き程度の容量を予定しているマイコン炊飯器。予価は9,000円程度。"早炊き"や"玄米"など、あまり使われないメニューを省くことで、上面の操作パネルのボタンを少なく、シンプルに見やすい設計を心がけたという。最大保温時間は12時間を予定。

マイコン炊飯器
ボタンを少なくすることにこだわったという、上面の操作パネル

オーブンレンジ

 庫内容量18Lを予定しているオーブンレンジ。予価は、15,000円程度。消費電力は900W。操作パネルを右側へ配置し、こちらもボタン数を少なくするため、オートメニューを複数まとめてパネル左側に縦に配置した。従来品比で、内寸の横幅を2cm大きくし、弁当などの温めをしやすくしたという。

オーブンレンジ
オートメニューをまとめ、ボタン数を少なくしたという操作パネル
庫内容量は18Lの予定


マイコントースター

 目の粗い焼き網の上に、取り外し式の目の細かい網を配置したマイコントースター。予価は、7,000円程度。調理タイマーは最大59分で、焼き芋など長時間の加熱が必要となる調理にも対応するという。プレートが1枚付属する

マイコントースター
目の粗い焼き網の上に、取り外し式の目の細かい網を配置
プレートが1枚付属

深型ホットプレート

 焼き料理以外に、煮物なども調理できるよう、プレートの深さにこだわったという深型ホットプレート。予価は、10,000円程度。付属プレートは深型1枚。2~3人までのファミリーでも利用可能。

 フタの取っ手部分には2つのこだわりがあるとし、1つ目は、ホットプレートのフタは外したときの置き場に困ることが多いが、立て掛けて置けるよう、取っ手を工夫した点。2つ目は、フタの取っ手中央に菜箸を置ける溝が配置された点。いずれも展示品には、間に合わず搭載されていないが、製品写真では、その様子を見ることができる。

深型ホットプレート
こだわりのフタ取っ手の写真。フタを立て掛けて置けるうえ、中央には菜箸をも置けるという
温度調節はスライド式

多機能クッキングポット

 シーズヒーター搭載の調理器に、鍋とフライパンをセットにした、多機能クッキングポット。働く女性のための時短を考えて開発したという。予価は、8,000~9,000円程度。

 朝食はフライパンで目玉焼きなどを、夕食は鍋で煮込み料理などを調理し、食卓まで運んでフライパンや鍋を皿の代わりにできる点が特徴。洗い物の短縮にも役立つとしている。

調理器、鍋、フライパンをセットにした、多機能クッキングポット
調理器は、電源ONののち、中央の突起を鍋などが押すことで加熱される
温度調節はスライド式

温度調節ケトル

 湯沸かし温度を、60~100℃の間で1℃単位で調整可能な温度調整ケトル。予価は9,000円程度。1,200Wのハイパワーで、一般のケトル比で沸騰時間を約17%短縮したという。容量は800ccで、空焚き防止機能を搭載する。

温度調節ケトル
タッチ式の操作部では、湯沸かし温度を60~100℃の間で1℃単位で調整可能