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バーミキュラのライスポットが世界進出、アメリカで「バーミキュラ ムスイ カマド」発売
2019年2月1日 12:26
愛知ドビーは、煮込み調理などもできる炊飯器「バーミキュラ ライスポット」の世界進出を発表。鋳物ホーロー自動調理器として、アメリカ市場で1月31日に発売した。「VERMICULAR Musui-Kamado(バーミキュラ ムスイ カマド)」と新たに名付け、バーミキュラUS公式オンラインショップで販売し、価格は670ドル。
2016年12月に日本国内で発売開始した、鋳物ホーローを使った炊飯器の海外モデル。機能面は国内仕様とほぼ変わらないが、パネルは英語/華氏表示で、「無水調理/ロースト/炒め調理/低温調理」などの調理機能を前面に押し出すという。鋳物ホーロー鍋は「Musui」、火加減をコントロールする熱源は「Kamado」と名付けられた。鍋容量は約3.7Lで、炊飯容量は最大4合。
ロサンゼルスのトップシェフと、バーミキュラ専属シェフが共同製作したレシピブックも付属。アメリカの伝統的な家庭料理から、最新のライフスタイルに沿った70品のレシピを新開発し、食材・調味料に至るまで現地の食文化にこだわったという。
調理モードは「中火(230℃)/弱火(150℃)/極弱火(110℃)」のほか、「保温(30～95℃に1℃刻み)」を用意。炊飯モードは、「白米(ふつう・おこげ)1～4合/玄米(ふつう・おこげ)1～4合/白米(おかゆ)1～1.5合/」を備える。
同社は2017年9月に、アメリカ・ロサンゼルスに国内外で初の支社を開設。世界進出モデルとして開発した同製品を柱に、今後はアジア、ヨーロッパへの展開を本格的に進め、世界のフードシーンを牽引するブランドを目指すという。
本体サイズは、約311×296×208mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約6.9kg。電圧は120V 60Hz、消費電力は1,050W。加熱方式はIH方式(電磁誘導加熱)・ヒーター方式。付属品は、専用リッドスタンド、米用計量カップ、水用計量カップ、レシピブック。カラーは、マットブラック、チャコール、シーソルトの3色。
鋳物ホーロー鍋「Musui」のみも販売する。価格は300ドル。鍋容量は約3.7L。カラーは、マットブラック、チャコール、シーソルトの3色。
