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日本ガス石油機器工業会、札幌のスプレー缶爆発事故を受けカセットボンベの注意点と廃棄法を再周知
2018年12月19日 14:02
日本ガス石油機器工業会は、北海道札幌市で起きたスプレー缶による爆発事故に伴い、問い合わせが急増しているというカセットボンベの廃棄方法等について、再周知のためのチラシ(PDF)配布を行なっている。
チラシによれば、カセットボンベの廃棄時は中身を使い切ることを推奨。中身が残った状態では、ゴミの収集時や焼却時に爆発や火災が発生する原因となる。
チラシでは、カセットボンベ使用中の爆発などの事故を防ぐための注意点として、下記6点が紹介されている。
・カセットコンロやボンベを、クッキングヒーターやガスレンジなど、他の熱源の上や近くで使用しない
・カセットコンロやボンベを、暖房器具の近くなど、高温になる場所へ置かない
・カセットコンロを2台以上並べて利用しない
・カセットコンロを覆うような、大きすぎる鍋などを利用しない
・カセットコンロの上で、石綿やセラミックの付いた、魚焼き器や焼き網を使用しない
・カセットコンロの上で炭の火起こしをしない
また、カセットボンベの中身の有無を確かめる方法としては、ボンベを振り"シャカシャカ"と音がする場合には、中身が残っているという。廃棄の方法を啓蒙する動画も、同時に紹介されている。