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東芝、プラチナ触媒で“野菜の老化を抑制する”スマホ連携冷蔵庫「ベジータ」

 東芝ライフスタイルは、野菜室の鮮度保持性能を向上させた冷凍冷蔵庫「VEGETA(ベジータ) FWA/FWシリーズ」を、9月下旬に発売する。定格内容積462〜601Lの5機種をラインナップ。価格はオープンプライス。店頭予想価格は29〜38万円前後 (税抜)。

最上位機種の「ベジータ GR-P600FWA」

 野菜室に高湿度の冷気を1日20回以上送る「ミストチャージユニット」を搭載した冷凍冷蔵庫「ベジータ」の新モデル。同ユニットに採用されている「透湿シート」に、野菜の傷みの原因となるエチレンガスを分解する「プラチナ触媒」を加えることで、鮮度保持性能をさらにアップ。従来モデルから搭載されている、可視光触媒にLEDの光を当てて庫内を除菌・消臭する「ルネキャット」との組み合わせにより、エチレンガス分解性能を約10%、水分保持率を約20%引き上げたという。

野菜室に高湿度の冷気を送り込むことで、野菜の保存に最適な約95%以上の高湿度環境を保つ
「ミストチャージユニット」の透湿シートに、新たにプラチナ触媒を加え、野菜の老化をさらに抑制

 野菜室が中段にレイアウトされているのも「ベジータ」の特徴。使用頻度の多い野菜室の開閉がしやすく、野菜の出し入れの際にしゃがむ必要がないため、体の負担を軽減できる。

 また、最上位機種の「GR-P600FWA」は無線LAN接続に対応。同社のスマートフォン専用アプリを使って、外出先からも運転状況の確認や操作設定の変更が可能となっている。

 定格内容積601Lの「GR-P600FWA」「GR-P600FW」は、本体サイズ685×745×1,833mm(幅×奥行き×高さ)。551Lの「GR-P550FW」は、685×699×1,833mm(同)。509Lの「GR-P510FW」は、650×699×1,833mm(同)。460Lの「GR-P460FW」は、650×649×1,833mm(同)。カラーは、「GR-P600FWA」はダイヤモンドミラー、その他の機種はラピスアイボリーとクリアグレインホワイトの2色。

 また、ルネキャット非搭載の下位モデル、定格内容積509Lの「GR-P510FD」、462Lの「GR-P460FD」の2機種も同時に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、27万円前後、26万円前後(税抜)。

最上位機種「GR-P600FWA」は無線LAN接続により、スマホアプリから操作設定の変更が可能