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プラネックス、外出先でもスマートフォンで応答できる、クラウド対応のワイヤレスドアモニター

 プラネックスコミュニケーションズは、外出先でもスマートフォンで応答できる、クラウド対応のワイヤレスドアモニター「SpotCam-Ring」を、4月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、市場想定価格は20,000円前後。

「SpotCam-Ring」

 クラウドサービスを利用して、Wi-Fi経由でスマートフォンによる応答が可能なフルHDのワイヤレスドアモニター。ドア外に設置するボタン付きカメラと、宅内に設置するチャイムのセット。カメラをWi-Fiへ接続し、専用サイト「MySpotCam.com」でアカウントを登録後、スマートフォンへ専用アプリ「SpotCam」をインストールして利用する。電源プラグ付きチャイムは、宅内のWi-Fi受信可能な場所へ設置する仕組み。

 ドア側のボタンが押されるとチャイムが鳴るほか、スマートフォンへ通知され、カメラの映像が閲覧可能。複数のスマートフォンを登録でき、全端末でフルHD映像の受信と、双方向の音声で応対できる。スマホ側からの音声は、アプリ上のマイクボタンを押している間だけ送信され、複数台のスマートフォンでも応対ができるという。

ドア側のボタンが押されると、スマートフォンへ通知され、カメラ映像を見ながら音声で応答できる
チャイムは、Wi-Fiが受信できる位置に設置する

 ドア側のボタンが押された時以外にも、カメラのカバーが外された時、電池残量が少ない時、オフラインになった時には、カメラで撮影した写真の添付されたメールが届く。

 カメラは、IP54相当の防水・防塵設計で、解像度は最大1080PフルHD、画角は130度。夜間は、自動で赤外線LEDを利用した撮影を行なうという。

 またカメラで受信した映像は、専用のクラウドサービス「SpotCam」へ保存可能。直近1日間の映像保存は無料で、3~30日間の保存は月額3.95ドルから有償で利用できる。

夜間は、自動で赤外線LEDを利用した撮影ができるという

 本体サイズは、63×22×128mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約108g。単三形乾電池4本で稼動し、ベルが1日に1~2回鳴った場合で約4カ月利用可能。Wi-Fiは2.4GHzに対応する。