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カシオ、飛距離アップのためのゴルフ用ウェアラブルセンサー「HIP SPEEDER」

 カシオ計算機は、飛距離アップのためのゴルフ用ウェアラブルセンサー「HIP SPEEDER(ヒップスピーダー) CMT-S10GSET」を12月15日に発売する。価格はオープンプライス。市場想定価格は30,000円前後(税抜)。なお、同日に、本体で取得したデータをスマートフォンで確認できる専用アプリ「EXILIM Connect for GOLF」と「EXILIM Analyzer for GOLF」をアップデートする。

飛距離アップのためのゴルフ用ウェアラブルセンサー「HIP SPEEDER(ヒップスピーダー) CMT-S10GSET」

 3軸加速度センサー・3軸ジャイロセンサー・3軸地磁気センサーを搭載し、前傾・回転・水平の3方向の角度が計測できるゴルフ用ウェアラブルセンサー。センサーの計測データとカメラで撮影した動画を用いてスイング分析ができ、フォームの改善に役立つ。今回発売した新モデルでは、ゴルフの飛距離アップに繋がる計測項目を拡充した。

 腰の動きと回転スピードを数値やグラフなどで表示するほか、推定飛距離を示す「ポテンシャル飛距離」やスイングに対する評価を算出。さらに、スイングポイントごとに、腰の角度、腰の移動量の大小、スイングリズムなども測定できる。これらの測定データは全て、スマートフォンの専用アプリで確認可能。通信機能として、Bluetoothと、無線LANを備える。

測定結果はアプリで確認する

 また、新モデルの発売に合わせてアップデートするアプリ「EXILIM Analyzer for GOLF」では、計測データの比較や、回転スピードの推移を確認できるようになった。

 カシオによると、新モデルの開発にあたり、数百のスイングをセンサーで計測、監修を務める花ヶ崎光弘プロゴルフコーチ(HANA GOLF ACADEMY主宰)と分析を重ねた。それによるとスイングは、大きく3つのレベルに分けられるという。腰がスムーズに回転していない「山脈型」、回転が遅い「ひと山型」、理想的な「ふた山型」があり、本体には理想の「ふた山型」に近づくための花ヶ崎プロによる解説「飛距離アップメソッド」が同梱される。

 本体サイズは43.3×59×12mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約31g。

理想的な「ふた山型」
腰の回転が遅い「ひと山型」