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パナソニック、スポーツモデルの電動アシスト自転車「ジェッター」「ハリヤ」の2種

 パナソニック サイクルテックは、スポーツモデルの電動アシスト自転車2種を6月8日より発売する。雨天時でも制動力の低下が少ない前後ディスクレーキを搭載した「ジェッター BE-ELHC44/49」と、路面からの衝撃を吸収するフロントサスペンションを搭載した「ハリヤ BE-ELH242」の2機種でメーカー希望小売価格は順に150,000円、129,000円(税抜)。

ジェッター BE-ELHC49

 小型で大容量のバッテリーを搭載したスポーツモデルの電動アシスト自転車。ハリヤに搭載している12Ahのバッテリーの場合、従来モデルよりも容量は35%アップしていながら、体積は約22%ダウンしている。本体の開発及び組み立ては国内で行なっている。パナソニック独自の試験基準を設けて、品質確認を行なっているという。

 「ジェッター」は、16Ahの大容量バッテリーを搭載し、1回の充電で最大85km(ロングモード)まで走れる。アシスト力が強いパワーモードでは約58km、アシスト力を自動で制御するオートマチックモードでは約65kmの走行が可能。

 フレームは身長に合わせて選べるように440mmと490mmの2種類を用意。ワイヤを内蔵したスタイリッシュなデザインを採用する。本体カラーはマットチャコールブラック、マットバーニングリーブス、マットクラウディグレーの3色。本体重量はフレーム440mmのBE-ELHC44が21.4kg、フレーム490mmのBE-ELHC49が21.6kg。

 「ハリヤ」は、フロントサスペンション搭載のモデル。平坦路やパワーを逃したくないときはサスペンションをロックすると走行性が向上、下りや路面の凹凸が多いときはオープンにすることで、走行中の衝撃を緩和する。バッテリー容量は12Ahで1充電あたりの走行距離は、パワーモードで約48km、オートマチックモードで約57km、ロングモードで約73km。

ハリヤ BE-ELH242

 高剛性・軽量化を実現したオリジナルのアルミフォーミングフレームを採用する。本体カラーはマットナイト、クリスタルホワイトスートングレー、フラッシュアクアの3色。本体重量は22.8kg。

 いずれのモデルにも、速度表示に対応した新型の手元スイッチ「エコナビ液晶スイッチ4S+」を採用。健康維持、体力づくりなどを目的とした人に便利な「走行速度表示」を搭載し、車体に合うようにスイッチ部のデザインも変更している。