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フォアベルクのロボット掃除機「VR200」がドイツの性能テストで2度目の最優秀に認定

 ドイツの掃除機メーカー、フォアベルクは同社のロボット掃除機「VR200」が、ドイツの独立テスト機関である“Stiftung Warentest”が発行する月刊誌「test」の最優秀ロボット掃除機に認定されたことを発表した。VR200が同賞を受賞したのは、2015年2月に続き2度目となる。

「test」の最優秀ロボット掃除機に認定されたフォアベルクのロボット掃除機「VR200」

 Stiftung Warentestは、消費者を中立的にサポートするために、ドイツ政府が50年以上前に設立した独立機関で、製品性能や使用法などについて情報提供している。独自の収益と政府からの資金援助のみで成り立っており、ドイツ語圏の消費者から大きな信頼を得ているという。

 今回のテストは他社製のロボット掃除機も含む合計6機種で性能を比較、様々なテストを行なった。中でもVR200が高い評価を受けたのは、吸引力とナビゲーション能力の2つ。パン屑やコーヒー粉、糸くずといったゴミをカーペットやハードフロアから拾い上げ、後に残さなかった。ナビゲーション性能については、家具を置いたテストルームにカメラを設置し、各機種の動きを録画、VR200は規則正しく、隅々まで丁寧に掃除する点が他社製品と比べて突出していると評価されたという。testのサイトでは、その動画が公開されている。

 VR200はD型の形状を採用したロボット掃除機。1秒間に1,800回作動するレーザーナビゲーションシステムにより、約98%の障害物を自動的に検知し、マップを作成してから稼働するため、効率的な掃除が可能だという。

独自のD型形状により、部屋の隅や角も残さず掃除できるという
本体裏側