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灰が出ず、ニオイも少ない次世代の電子タバコ「glo(グロー)」が日本で先行発売
2016年11月11日 13:09
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは、加熱式の電子タバコ「glo(グロー)」を、仙台市限定で12月12日に発売する。価格は8,000円だが、gloの主要取扱店では新発売キャンペーンとして4,000円前後で購入可能。合わせて、グロー専用のタバコとして、「ケント・ネオスティック」3タイプも発売する。価格は各420円(20本入り)。
専用のタバコをセットして使う、加熱式の電子タバコ。独自のアドバンスト・ヒート・テクノロジーで加熱し、発生する霧状のベイパーを吸って楽しむ。灰が出ず、ニオイも少なく、有害性物質を約90%削減しながら、しっかりとした味わいを実現したという。
本体は充電式だが、タバコの加熱も充電も1台でできるため、ワンタッチでシンプルに使えるという。1回の充電で、連続して35本のタバコを加熱でき、次の1本をすぐに吸うことができる。次世代の電子タバコとして、成人喫煙者にシンプルで楽しい体験を届けるとしている。
灰が出ず、衣類にもニオイが付きにくい
加熱式だが、独自のテクノロジーにより、灰を出さずニオイが少ない点が特徴。タバコを外から中へ加熱し、紙巻タバコの煙とは異なるベイパー(主に水・グリセリン・ニコチン・フレーバー)を発生する。灰が出ないため、ゴミ箱にも捨てられるという。
本体サイズは、44×22×85mm(幅×奥行き×高さ)。バッテリー容量は3,200mAh。充電時間は2~4時間。タール/ニコチン値は、約0mg/1~3mg。としている。クリーニングブラシが付属する。
会場では実際に、グローの体験会も行なわれた。記者は非喫煙者なので試さなかったが、会場で多くの人がグローを使ってタバコを吸っていてもニオイが気にならなかったのが印象的だ。会場を去った後も、衣類にニオイが付いていなかった。
専用のタバコは、特別に加工された厳選タバコ葉を、ネオスティックに凝縮。香ばしいレギュラーの「ブライト・タバコ」、さわやかなメンソールの「フレッシュ・ミックス」、強烈メンソールの「インテンスリー・フレッシュ」の3タイプを用意する。
衛生意識が強い日本市場は重要。世界に先駆けて発売
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン 代表執行役員 社長 ロベルタ・パラツェッティ氏は、グローについて以下のように語った。
「グローは、世界の他の市場に先駆けて日本で発売します。それは、私達が日本市場をとても重要だと考えているからです。日本の方々は、新しいものに対しての興味が強いですが、ただ新しいというだけでは選ばず、価値あるイノベーションに興味を持ちます。さらに日本の消費者は、衛生意識が非常に強く、タバコ体験を楽しみたいけど周囲に迷惑をかけたくないと考える方が多くいます。そういった方々にグローのテクノロジーは受け入れられるでしょう。携帯電話がさまざまな進化を遂げたように、電子タバコも次世代カテゴリとして急激に進化すると思います」