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フィリップス、子供がゲーム感覚で正しい歯磨きを学べるスマホ連携の電動歯ブラシ

 フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、スマホと連携できる子供向け電動歯ブラシ「ソニッケアー キッズ HX6321/03」を、10月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は9,980円(税抜)。

子供向け電動歯ブラシ「ソニッケアー キッズ HX6321/03」

 ミニサイズのブラシヘッドが付属した子供向けの電動歯ブラシ。500回/秒の振動と幅広い振幅の組み合わせで音波水流を発生させ、手磨きよりも最大75%多くの歯垢を除去する。口の中の汚れをやさしくしっかり落とせるほか、ブラシヘッドはゴム素材でカバーされているため、ブラシと歯が触れた際の衝撃を和らげるという。

 ハンドルは、人間工学に基いて子供が握りやすい形状を採用。フィットしやすく、1人でもブラッシングしやすいように設計している。電源ボタンはシンプルで大きく、オン/オフの操作がしやすいという。なお、対象年齢は4歳以上。

ミニサイズのブラシヘッドが付属
子供が握りやすい形状のハンドル

Bluetoothを搭載し、アプリで正しい歯磨きをガイド

 また、日本のソニッケアーシリーズとしては初めて、Bluetooth機能を搭載する。スマートフォンと連携でき、無料の専用アプリ「ソニッケアーキッズアプリ」を用いて、ゲーム感覚でモチベーションを高めながら正しい歯磨きを学べるという。

 毎回アプリを使って歯磨きすることで、オリジナルキャラクター「スパークリー」から、おやつや着せ替えなどのごほうびがもらえる。集められるごほうびの種類は充実しており、子供の「集める」意欲を刺激して毎日の歯磨きへのやる気を促すという。歯磨きをする前には、スパークリーが上手なブラッシングのポイントを説明。ブラッシング時には、画像と音声でブラシの動かし方をガイドする。

 保護者向けの画面も用意しており、子供の歯磨き回数や時間を、カレンダー形式で記録・管理できる。歯磨きをした際のごほうびを追加設定できるため、「遊園地に行く」「おもちゃを買う」など、子供のやる気をさらに高められるという。

 アプリの対応OSはiOS 9.0以上。Android端末には、2017年1月頃の対応を予定している。

ごほうびを集めて、オリジナルキャラクター「スパークリー」を着せ替えできる
ブラッシング中はブラシの動かし方をガイドする
保護者向けの画面

 運転モードは、標準の「やさしい」と、振動に慣れていない子供向けの「さらにやさしい」の2モードを用意。やさしいモード使用時は、キッズタイマー機能が2分でブラッシング終了を知らせてくれる。さらにやさしいモードは、ブラッシング時間1分からスタートして徐々に延びていき、1日2回の使用で約90日後に2分間の歯磨き習慣を身につけられるという。

 本体サイズは、34×34×232mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約135.4g。充電時間は24時間で、運転可能時間は約2週間(1日2回、2分使用の場合)。ハンドルを自分好みのデザインにカスタマイズできる、ステッカー8種類が付属する。カラーは、スーパーフレッシュアクア。別売りでレギュラーサイズのブラシヘッドも用意する。

ハンドルに貼れるステッカーが8種類付属
別売りでレギュラーサイズのブラシヘッドも用意