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パナソニック、多彩な泡洗浄コースを搭載した直方体のドラム式洗濯機「Cuble(キューブル)」

 パナソニックは、キューブ型のななめドラム洗濯機「Cuble(キューブル)」の新モデルを、10月30日に発売する。洗濯/乾燥容量が10kg/3kgの「NA-VG1100L/R」(左開き/右開き)と、7kg/3kgの「NA-VG710L/R」(同)の2機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、29万円前後、25万円前後(税抜)。

ななめドラム洗濯機「Cuble」NA-VG1000(左)とNA-VG710(右)

 本体形状が水平垂直の「キュービックフォルム」を採用したななめドラム洗濯機。直線的でシンプルなデザインが特徴で、サニタリー空間に調和するとしている。同社の調査によると、従来モデルの購入時の魅力点として「デザイン」が約55%、「即効泡洗浄」が約49%にのぼり、デザイン性と機能性どちらも評価されているという。

 新モデルでは、独自の温度コントロール技術による「温水泡洗浄」機能に、「約40℃においスッキリコース」と「約30℃おしゃれ着コース」を新搭載。より幅広い衣類と用途に対応するという。

 「約40℃においスッキリコース」は、おまかせコースの約2倍の洗剤投入と、約40℃の温水洗浄を2回繰り返すコース。衣類についた皮脂汚れやニオイ原因菌を除去し、生乾きのような不快なニオイをスッキリ落として、部屋干しなどによるニオイの発生を抑えるという。

 「約30℃おしゃれ着コース」は、洗剤液を約30℃に温め洗浄力を高めながら、「泡洗浄」の泡生成回数をおまかせコースと比較して、最大約2倍に引き上げた。汚れをしっかり落とし、洗浄時のもみ・たたき・押し洗いの時間を約1/3にすることで、型崩れや色落ちなどの衣類の傷みを抑える。

 このほか、衣類を除菌する「約60℃おまかせコース」や、黄ばみ汚れを落とす「約40℃つけおきコース」などを従来モデルより継承する。

「約40℃においスッキリコース」を新搭載

 NA-VG1100のみ、乾燥機能において、容量を3kgから5kgに増やした「たっぷり設定」を追加。乾燥のセンサー検知に5kg用のプログラムを追加設定し、より多くの衣類でも乾きムラを抑えて乾かすことを可能にした。

 このほか、「約30℃槽洗浄コース」は洗浄時間を短縮。洗浄力はそのままに、水量やドラム回転数を見直し、洗浄時間は約5時間42分から約3時間になり、約47%カットした。時間を短縮することでこまめな槽洗浄がしやすくなり、槽の清潔性を保てるという。

「NA-VG1100」ピンクゴールド
クロームメタル

 NA-VG1100の本体サイズは、600×665×998mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約72kg。操作部は静電タッチパネルを採用。独自イオン「ナノイー」を搭載する。運転時間の目安は、洗濯時が約30分、洗濯乾燥時が約195分。消費電力量は、洗濯時が約70Wh、洗濯乾燥時が約1,380Wh。本体カラーは、ピンクゴールドとクロームメタルの2色。

 NA-VG710の本体サイズは、600×600×998mm(同)で、約70kg。操作部はLED操作パネルを採用。「ナノイー」は非搭載。運転時間の目安は、洗濯時が約30分、洗濯乾燥時が約200分。消費電力量は、洗濯時が約65Wh、洗濯乾燥時が約1,470Wh。本体カラーは、アルマイトシルバーの1色。

NA-VG1100の設置イメージ
NA-VG710の設置イメージ

乾燥機能を省略した「NA-VS1100L」

 また、乾燥機能を省略した、洗濯容量10kgのななめドラム洗濯機「Cuble NA-VS1100L」も同時に発売する。左開きのみを用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は24万円前後(税抜)。

 本体サイズは、600×665×998mm(同)で、約68kg。操作部はLED操作パネルを採用。「ナノイー」は非搭載。洗濯時の運転時間目安は約30分。消費電力量は約70Wh。本体カラーは、アイアンシルバーの1色。

ななめドラム洗濯機「Cuble NA-VS1100L」