ニュース
デロンギグループ、機能性とデザイン性を備えた「本物志向」の新製品を発表
2016年6月30日 11:18
「本物を届けること」を追求したナンバーワン戦略を推進
同社代表取締役社長の杉本敦男氏によると、デロンギグループは、デロンギとブラウンの2つのブランドを、30カ国を越える市場でグローバルに展開。特にコーヒーマシン市場およびハンドブレンダー市場において、世界ナンバーワンの金額シェアを実現しているという。
同社はこのブランド力を「本物を届けること」と位置づけ、さらなるナンバーワン戦略を策定。杉本社長は「現在の売り上げの倍増を目標に、総合力の強化や顧客視点の商品開発力の強化、長年培ってきたものづくりのDNAの継承および、“深堀り”に力を入れていきたい」と話す。
また今後はデロンギ製品をもっと知ってもらう場所づくりにも力を入れ、秋までに東京・表参道をはじめ、各地にエスプレッソマシンに実際に触れたり、試飲ができる拠点を作る計画があるという。
続いて、数々のデザイン賞の受賞歴を持ち、ブラウンの全製品のデザインに携わるブラウンのヘッド・オブ・デザイン、デュイ・フォン・ヴー氏が登壇。95年の歴史を持つブラウンが、これまでどのようなデザインを生み出してきたか、そしてデロンギグループにおいて、どのようなスタンスでデザインを手掛けているか、具体例を交えながら自社のデザイン哲学を語った。
機能性とデザイン性を兼備したデロンギ、ブラウン新製品を展示
デロンギおよびブラウンの新製品や主力製品を一堂に集めた内覧会のほか、料理家の中辻健太氏と渡辺麻紀氏による料理のデモンストレーションも実施。それぞれ「ブラウン マルチクイック5 ヴァリオ ハンドブレンダー MQ5075」と「デロンギ スフォルナトゥット・クラシック コンベクションオーブン EO14902J-W」を使った調理を披露し、製品のクオリティの高さをアピールした。
以下、新製品の一部を紹介する。
ブラウン パワーブレンド3 ブレンダー JB3060
独自のトライアングル(三角形)構造のジャグを採用。刃の回転で中心から水流が発生し、角に当たって勢いよく中心に戻るため、効率よく撹拌できるという。耐熱ガラス製のため、熱々スープも冷たいアイスドリンクも作れる。22,100回/分の高速回転で、食材を素早くなめらかにできるのも特徴。
発売は8月15日で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は12,800円(税抜)。本体サイズは、290×200×380mm(幅×奥行き×高さ)。モーターは480W。最大容量は1.25l。カラーはブラックとホワイト。
ブラウン マルチクイック5 ヴァリオ ハンドブレンダー MQ5075
フードプロセッサー機能を搭載したハンドブレンダー。様々なアタッチメントが付属し、野菜のみじん切りからスライス、千切り、肉・魚のミンチ、パン粉、固形チーズ、ドライフルーツ・ナッツの粉砕など1台7役をこなし、面倒な下ごしらえが短時間で仕上がるという。
ダイヤル式のスピード調節は、ブラウン史上最多の21段階。食材や仕上がりに応じて細かく調整できる。独自のベル型シャフトは、食材の飛び散りを防止しつつ、食材を巻き込みながら均一に撹拌できるとしている。
発売は10月15日で、価格はオープンプライス。店頭予想価格20,000円弱(税抜)。フードプロセッサーの容量は1,500ml。モーターは400W。最大回転数は13,600回/分。