イベントレポート

文具

【国際 文具・紙製品展2013】
書類をラクにまとめる電動ステープラーや超小型パンチ

 文具の商談市「国際 文具・紙製品展 ISOT」が、6月26日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は28日までの3日間。一般および18歳未満の入場はできない。時間は10時から18時。

 家電Watchではオフィスや家庭で便利に使える文具を中心に取り上げる。

フラットクリンチで20枚綴じる、コンパクトな電動ステープラー

カールの「電動ステープラー ES01」。ボディは流線型のデザイン

 アスカのブースでは、コンパクトで手に持って使える「電動ステープラー ES01」を展示していた。

 単四形乾電池4本でコードレスで駆動するため、普通のステープラーのように手に持って使える点が特徴。スリムなので、デスクの脇に設置して使うこともできる。

 紙を差し込むと赤外線センサーが反応し、針が平らなフラットクリンチで綴じる。枚数は最大20枚まで。

 実際に記者も紙を綴じてみた。普通のステープラーと違い、力を入れずに綴じられるのが嬉しい。

電池のいらないステープラーと違い、力を使わずに綴じることができる

 発売は9月を予定している。希望小売価格は3,500円。対応する針のサイズは一般的なステープラーに採用されているものと同じ10号。カラーはブラックとホワイト。

単四形乾電池4本を使用する
コンパクトで片手で握れる。普通のステープラー感覚で手に持って使える
フラットクリンチで綴じる
本体側面には動作ON/OFFスイッチを備え、誤作動を防止する
芯を外すリムーバーも備える

持ち運びに便利な超小型パンチ

カール事務器「Putitto Portable Punch」

 カールでは、超小型で持ち運びやすい穴あけパンチ「Putitto Portable Punch」を展示していた。

 親指サイズの小型の穴あけパンチで、筆箱に入れて持ち運んで使えるほか、デスクの引き出しに収納することも可能。本体サイズは26.5×56×22mm(幅×奥行き×高さ)。

 使い方は、穴を開けたい紙を2つ折りにして、本体の隙間に横方向から差し込む。あとは本体上部の丸いボタンを押すだけで、穴を開けられる。一度に穴あけできる枚数は最大2枚。

 丸いボタンはスライドさせるとロックされ、無駄な動作を防ぐ。本体背面には半透明のダストケースを搭載し、ゴミ捨ての際には半開閉して簡単に捨てられるという。

 同社の担当者は「コンパクトなので、オフィスや、仕事先で書類をまとめる際に便利」と話す。発売は9月末を予定。希望小売価格は400円。

側面の髪の差し込み口
紙を挟む。本体の角に「コーナーガイド」の目印があり、奥まで挿入して固定したまま穴を開けられる
ボタンを1プッシュ
しっかりと穴が開いた
開くと、ちゃんと書類の真ん中に穴が2つ開いている
背面の半透明のダストケース

小林 樹