【グッドデザインエキスポ2011】くるくる丸めて収納できる三角コーナーなど、個性的な調理小物

グッドデザイン賞の候補作品約2,000点を展示する「グッドデザインエキスポ2011」が、26日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は28日まで。開催時間は10時から21時までで、28日は16時で終了。入場料は1,000円。家電Watchでは、会場で公開された家電製品や照明機器、日用雑貨品などを紹介する。

山崎産業、くるくる丸めて収納できる三角コーナー

山崎産業の三角コーナー 「KOKKi(コッキ) シリコーン 流しコーナー」

 シリコン製の調理雑貨は定着してきたが、今回会場で目についたのが、山崎産業の「KOKKi(コッキ) シリコーン 流しコーナー」だ。

 その名の通り、シリコンゴムでできた、パックのような形な三角コーナー。本体の柔らかさを活かし、丸めてコンパクトに収納できる点が特徴だ。

 一般的な三角コーナーは、シンクでスペースを占領しがち。その点、KOKKi(コッキ) シリコーン 流しコーナーなら、使わない時にはしまっておけるため、シンクを広く使えるというメリットがある。

 また、普通の三角コーナーよりも底が深く、容量があるため、キャベツやレタスなどの葉のゴミもすっきり収まる。手で絞って水切りもできる。

 衛生面でも安心だ。本体はまるごと洗えて、熱湯消毒もできる。

底はレモンのような形をしているカラーは黄色、オレンジ、水色、白が展示されていた手でしっかり握れるサイズだ

 サラダ作りの際には、大きめの野菜クズが出やすい。そんな時、パッと出して使える大きめの三角コーナーがあれば便利だ。キッチンスペースの小さな1人暮らしの部屋にもオススメしたい。

マーナ、キッチン台に立つ、スティック型のピーラー

マーナ「立つピーラー」

 じゃがいもや人参の薄皮をむく際に、あると便利なのがピーラー。ふつうは、横に刃が広がった形状を思い浮かべるが、マーナの「立つピーラー」は、 キッチン台に立つことのできるスティック型のピーラーなのだ。

 刃は、縦向きについており、包丁やナイフのように扱える。カッターのように小回りが効いて、扱いやすそうだ。

 本体はペンのようにスリム。キッチン台に立つので、調理の邪魔にならないし、衛生的だ。キッチン用具の引き出しの中に入れても、かさばらないのも良い。

 また、先端には「芽取り」がついており、じゃがいも芽をとることもできる。

 ピーラーは、包丁ほど毎日使うアイテムではない。だからこそこうしたスリムな設計で、邪魔にならずにしまえるのは嬉しい。

刃は、縦向きについている先端には「芽取り」がついており、じゃがいも芽をとることもできるにんじんやじゃがいも、ゴボウなどの薄皮をむく際に適している





(本誌:小林 樹)

2011年8月27日 11:23