やじうまミニレビュー
小泉成器「音波振動磁気ヘアブラシ KLB-2010」
~髪の絡まりも寝グセも解消!
by 小林 樹(2013/5/15 00:00)
近頃、周りの女性陣の間でちょっとしたブームになっているのが、小泉成器の電動ヘアブラシ「音波振動磁気ヘアブラシ」だ。このブラシは、単四形乾電池2本を使用し、ブラシ毛に毎分6,000回転以上の音波振動を起こして、髪の絡まりをほぐしながらブラッシングできるというもの。髪が長くて絡まりやすい方だけでなく、朝の寝癖を手軽に直したい方にも便利という。さっそく使ってみよう。
メーカー | 小泉成器 |
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製品名 | 音波振動磁気ヘアブラシ KLB-2010 |
購入場所 | ヨドバシカメラ 新宿西口本店 |
購入価格 | 2,080円 |
今回選んだ音波振動磁気ヘアブラシは、折りたたみ式の「KLB-2010」。折りたたみ不可の「KLB-1010」も用意されている。カラーはそれぞれホワイトとピンクがあり、今回はホワイトを選んだ。
本体サイズは畳んだ状態で40×40×120mm(幅×奥行き×長さ)。開いた状態で27×40×130mm(同)。ブラシ本体は丸みを帯びた形状で、グリップ部はほどよい太さ。サイドにはラインストーンが装飾されており、女性がバッグから取り出しても違和感のないデザインだ。
本体重量は別売りの単四形乾電池2本をセットすると115gになる。手元のiPhoneと同じくらいの重量感がある。
ブラシ毛にはメタルコーティングが施され、25×80mm(横×縦)の範囲に等間隔で生えている。毛を触ってみると、よくしなり、クッション性がある。毛の先端は丸みを帯びた形状で、頭皮を傷つけないよう配慮されているようだ。
操作は、電源のON/OFFボタンだけ。電源をONにすると、「ブーン」とどこかで聞き覚えのある音と微かな振動が伝わってきた。そう、音波電動歯ブラシの低音と振動にそっくりなのだ。
ブラシ毛を髪に当てて、ブラッシングする。すると、みるみるうちに髪の絡まりがほどけていくから、面白い。しかも、一般的なクシでとかすとペタッとしてしまうところを、音波振動磁気ブラシなら“毛流れを整える”感じで、手早く、うまくまとまった。
普段、私の寝起きの頭髪は、寝癖というより髪の絡まりがひどい。髪が細く柔らかいので、せっかく前夜に髪を洗って乾かして寝ても、朝起きると絡まっている。朝は3、4分に及ぶブラッシングが欠かせないのだが、音波振動磁気ヘアブラシを使えばその時間は約1分に短縮。朝の準備の時短に繋がった。
はっきり言って使う前は、髪に音波振動だなんて、下敷きを髪に当てた時のように“アホ毛”が立って逆効果なのではないかと、半信半疑だったのだが、使ってみると特にそういったことはない。パッケージには「磁気パワーで髪の静電気をカット」と書かれており、どうもそういうことらしい。
中途半端な寝癖ならだいぶ目立たないように抑えられる。さすがに、前髪が逆立ったような強引な寝癖には太刀打ちできないが、そんなひどい寝癖には、ヘアーアイロンとこのブラシを併用すれば、なんとか収まっている。
ガンコな髪もまとまり感がアップ
ちなみに、髪質が違う母にも試してもらった。母の髪は私と真逆の髪質で、太く硬く、量が多いが、同じような効果が得られた。寝起きの爆発した髪に、このブラシを通すだけで、セットされたように毛流れがまとまった。本人も「これは便利! 」と驚いていたほどだ。さらに弊誌編集部員の男性にも使ってもらったところ、「確かに髪のまとまりを感じる」とのことだった。
音波振動磁気ヘアブラシは、髪の絡まりをほどく時間を短縮し、さらに毛流れを整えてくれるので、スタイリングの手間を軽減してくれる。おかげで、朝の支度がとっても楽になった。
なお、短髪にパーマをかけている祖母に試したところ、髪の毛がタンポポのわた毛のように広がってしまい、うまくまとまらなかった。毛質や目指す髪型によって、やはり向き不向きはあるようだ。その点には注意したい。
とはいえ、髪の毛の長短を問わず、髪の絡まりがひどい方、ちょっとした寝癖が気になる方、スタイリングの時間を短縮したい方にはぜひ手に取ってみていただきたいアイテムだ。男性が使ってももちろんOK。また、女性へのちょっとしたプレゼントにもいかがだろうか。