やじうまミニレビュー

ELPA「エアコンリモコン RC-32AC」

~全13メーカーに対応、ON/OFFタイマーも付いたエアコンリモコン
by 片岡 義明


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


ELPA エアコンリモコン RC-32AC

 エアコンのリモコンが故障したり、紛失したりしたときに役に立つのが、さまざまなメーカーに対応した汎用のエアコンリモコンだ。汎用リモコンの魅力は、メーカー純正品よりも安価に手に入れられることと、メーカー純正品にはない付加機能を持った製品が多いことだ。

 今回紹介する「ELPA エアコンリモコン RC-32AC」(以下、RC-32AC)もその1つ。基本操作に加え、リモコンに搭載された時計機能で、指定した時間にON/OFFの動作ができる機能が搭載されている。

 安物のエアコンの場合、ワンタッチタイマーで「○時間後」といった設定しかできず、この場合、セットする時刻が前回と異なる場合、そのたびに時間を計算して設定し直す必要がある。しかしRC-32ACなら、運転/停止させたい時刻を指定するだけで、簡単に予約できし、設定時刻が前回と同じならば、ワンボタンで簡単にセットできる。さらに、通常のワンタッチタイマーも利用でき、ユーザーがどちらを使うか選択できるのだ。


メーカーELPA(朝日電器)
製品名エアコンリモコン RC-32AC
価格オープンプライス
購入場所Amazon.co.jp
購入価格2,580円


全13社のエアコンに対応

 サイズは46×30×175mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約88g。電源は単四形乾電池2本で、アルカリ乾電池の場合は約12カ月使える。

 対応メーカーは全13社。パナソニック(ナショナル)/東芝/日立/富士通ゼネラル/ダイキン/三菱電機/三菱重工/シャープ/長府製作所/三洋電機/コロナ/フナイ/LG電子で、対応年代はメーカーによって異なる。

 ちなみに筆者宅には、ダイキン/パナソニック/日立/三洋電機い/コロナの計5台のエアコンがあるが、いずれのメーカーでも問題なく使用できた。実はコロナのエアコンについては、筆者宅にある1998年製のエアコンは本来は対応外のハズだが(対応年代が1999年製~と記載されていた)、利用できた。対応年代はあくまでも目安で、このような例外もあるようだ。

電池は背面にセットする底部の面積は広く、自立できる対応するエアコン年代の目安

ボタンはわかりやすく色分け。使いやすい

パッケージ。リモコンのボタンは使いやすいように色分けされている

 リモコンの操作は、たくさんのボタンがあるものの、基本的には非常に使いやすい。というのも、用途によってはっきり色分けされているからだ。

 まず運転モードのボタンは「冷房」が青、「暖房」が赤、「除湿」が緑、「自動」がオレンジと色分けされている。その下には、白いボタンで「温度/湿度」「風向上下」「風量」「風向左右」の4つのボタンが、紫のボタンで「ディスプレイバックライト」「予約 入」「予約 切」「1日/毎日」「設定」の5つが用意されている。ここでは、温度や風向きに関するボタンが白色、予約関連が紫で統一されている。

 使う前には、メーカーコードの設定をしておく必要がある。方法は、「運転/停止」ボタンを押しながら「冷房」「暖房」「除湿」「自動」のいずれか(メーカーごとに指定されている)を押して、さらに「温度/湿度」ボタンで、2桁のコードを選択する。

 たとえばダイキンの場合は「運転/停止」ボタンを押しながら「冷房」ボタンを押して、さらに2桁のコードとして、01~08のいずれかを選択する。設定コードごとに、使える機能が異なるので、説明書に記載されている一覧表と照らし合わせながら、該当するコードを1つずつ試していく必要がある。

 リモコンでできる操作は以下のとおり。どれも簡単に操作できる。

・エアコンの電源を入れる
・エアコンの電源を切る
・運転モードの切り替え
・風向き調節
・風量調節
・温度/湿度の調節
・タイマー設定(ワンタッチタイマー)
・入タイマー
・切タイマー(1~6時間)

 このうち「風向き調節」は、エアコンによって操作方法が異なる。「風向上下」または「風向左右」ボタンを押すたびに風向きが切り替わるタイプ、ルーバーを自動で動かして好みの方向に向いたときに、再度ボタンを押して位置を固定するタイプに分かれる。

 タイマーの設定は、1度時刻をセットすれば、あとは「予約 入」または「予約 切」ボタンを押すだけでダイレクトにセットできる。入タイマーと切タイマーの併用も可能だ。なお、タイマーを解除したい場合は「予約 入」または「予約 切」ボタンを続けて2回押す。

下部のボタンは白と紫に色分けされている「風向上下」ボタンを押した状態時刻タイマーの設定画面
 なおタイマー機能は、設定時刻にリモコンから信号を送信することで実現しているので、リモコン送信部がエアコン本体の受信部に向いた状態で、赤外線が届く範囲に置いておく必要がある。


省エネを知らせる「ecoマーク」や、夜中に便利なバックライトも

冷房では28℃以上にセットするとECOマークが表示される

 運転中にも使える機能がある。冷房時で28℃以上に設定した場合、または暖房時で20℃以下に設定した場合は、液晶画面の右上に「eco」というマークが表示される。このマークはエアコンやリモコンの運転を制御するものではなく、環境意識を啓蒙するために表示しているとのこと。

 便利な機能では、ディスプレイのバックライト機能だ。筆者宅のエアコンは、すべてリモコンにバックライト機能が搭載されておらず、夜中に寝ながら操作するときに不便だったが、バックライトがあれば暗闇でも現在の設定温度などがわかる。ただし光るのは液晶画面だけで、ボタンが光らないのは惜しかった。なお、バックライトは点灯から約5秒後に自動的に消灯する。

 注意すべきは、メーカーごとの特殊機能が使えなくなる恐れがあること。筆者宅にあるパナソニックのエアコンのリモコンには、内部洗浄用の「においま洗浄」というボタンやマイナスイオンのボタン、本体リセットボタンや診断ボタンなどが搭載されているのだが、RC-32ACの場合、これらの機能は使えなくなる。また、サンヨーなどリモコン側にも温度センサーが付いているような機種の場合は、当然ながらリモコン側の温度センサーは使えない。


純正リモコンにはない機能が魅力

リモコンの機能が少なめの普及エアコンを使っている人にオススメしたい

 価格については、ネットショップでの実売は2,500円くらいで、リモコン単体としては少し割高だ。しかし、時刻タイマーやディスプレイバックライト機能などメーカー純正リモコンにはない機能を搭載している点に魅力を感じるならば、この商品を選ぶ価値は十分にあるだろう。

 ターゲットとしては、本体もリモコンの機能も少なめの普及タイプのエアコンユーザー、しかもタイマー機能に不満を感じている人にはド真ん中に届くことだろう。高機能な汎用リモコンとしてオススメしたい。






2011年 7月 27日   00:00