やじうまミニレビュー

山崎産業「スーパードライ お手拭きボール SUSU」

~握って速乾! 超吸水マイクロファイバーのお手拭き
by 林 佑樹


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


山崎産業「スーパードライ お手拭きボール SUSU」

 キッチンの隠れた主役は、タオルだと思っている。しかし、1回使うと湿ってしまうため、地味に洗濯回数が多い。そこで今回は、タオルに取って代わる、新たな“お手拭きアイテム”を紹介しよう。ヤマザキ産業の、その名も「スーパードライ お手拭きボール SUSU」だ。



メーカー山崎産業
製品名スーパードライ お手拭きボール SUSU
希望小売価格オープンプライス
購入価格780円


 「スーパードライ お手拭きボール SUSU」はプリティなパッケージが実に印象的。発見したとき「何このもじゃもじゃ? 何に使うんだ?」と思ってしまったほど。カラーリングには、ピンクのほかにブルー、イエロー、ベージュ、グリーンがあり、「スーパードライ お手拭きボール SUSU」特設サイトを見てみたところ、バスマットやキッチンマットなどへも商品展開もされている。

 サイズは直径約120mmで、超吸水マイクロファイバーのモール糸をまとめた繊維が幾本ももじゃもじゃと生えており、なんだか生物っぽい。このモール糸が本製品の凄さの中核で、吸水性が極めて優れている。さらに迫って見ると、下記写真の通り、微細なモールが放射状に設置されており、それぞれが吸水性能を持ち、その結果、毛細管現象が起きて抜群の吸水能力を生み出しているのだ。

 また、この形状は速乾性に優れている。使ったあとに少し待てば「スーパードライ お手拭きボール SUSU」はもう乾いている。つまり、連続してタオルを使っていると湿って手の乾きが悪い、なんていうシーンからおさらばできるワケだ。

直径約120mm。折りたためるタオルと比べて大きいが、ぶら下げられるため、あまり場所を気にする必要はないだろう速乾の要であるもじゃもじゃ部分のアップ

 さて、実際の使い勝手に移ろう。握るだけでもいいし、何度か握る使い方でも、あっさりと手が乾く。高い速乾性のため、ベトベトした感覚がなく、とても肌触りがよくて、クセになる気持ちよさだ。本体が乾く速度も、換気窓近くであっても、棚からぶら下げていてもあまり変わりないため、とりあえずぶら下げておけばいい。筆者の場合だと、換気窓近くにタオルかけがあるので、そこに引っかけている。

「スーパードライ お手拭きボール SUSU」で手を拭いている様子。動画では約7秒間使用しているが、実際には手のひらの水分は4秒くらいでほとんど吸収されていた

 ときどき本体を丸洗いするときも、やはり乾燥が早い。ぬるま湯にでもみ洗いしたあと、ギュッと絞り、風通しのいいところにぶら下げておくとすぐに乾く。あまりにも気持ちいい性能であるため、現在のラインナップにはないが、モール糸を利用したバスタオルがほしくなってしまった。

ゴム紐は約200mm。強く引っ張ると約400mmまで伸びるため、本体を通してストラップのように固定することも可能だギュッと握ってもいいし、両手を包んでころころ回してもいい

 手も本体もすぐに乾く優れモノである。しかも、価格も安い。気になった人だけでなく、「ほんと?」と疑問に思った人も、実際にその驚きを体験してもらいたい。お手拭きが楽しくなること、請け合いである。






2009年 9月 17日   00:00