やじうまミニレビュー
粉もの好きに朗報! かき混ぜ&注ぎが1台でできる「粉つぎ名人」
by 藤山 哲人(2016/4/8 07:00)
ホットケーキにお好み焼き、たこ焼きにチヂミなど、粉モノの料理をするご家庭も多いだろう。ウチも子どもたちが“粉ものマニア”で、休みの日は朝はホットケーキ、昼はチヂミ、夜はたこ焼きなんてときがある。さすがにお父さんは、これに付き合いきれないので、カップラーメンを食べているが……。
そんな粉もの大好き家族におススメしたいのが「粉つぎ名人」。なんとこれ、ボウルと泡だて器、お玉や粉つぎ(急須みたいなもの)が合体した、超便利グッズなのだ。
メーカー名 | 富士商 |
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製品名 | 粉つぎ名人 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,118円 |
粉つぎ名人の凄いところは、ボウルも不要という点。容器には900mlまでのメモリが付いているので、それを目安に液を作るといい。もしグラム単位のレシピなら、粉つぎ名人を計りにセットして重さを0にリセットすればいい。
フツーならボウルと泡だて器を用意してかき混ぜなきゃならないところを、これ1台でできてしまうので簡単。液はおよそ900mlまで作れるので、大粒のたこ焼きなら20個、小粒なら30個ほど作れるだろう。お好み焼きやホットケーキなら4~5枚という感じだ。
たこ焼き晩ごはんで性能テスト! これはレボリューションである!
さて材料をセットしたら、ハンドルで高速回転する泡立て器つきのフタをする。この泡立て器、中央部分と外周のブレードの回転速度が異なるので、ダマを潰しながら滑らかな液ができるのも特徴。
卵の白身きりもシッカリできて◎。なにより一般的な泡立て器でかき混ぜるより力がいらない上に、早くできるので一度使うとやめられない便利さだ。
さて粉つぎ名人が凄いのは、これだけじゃない! いつものようにたこ焼き器の電源を入れ、油を塗るまでは同じだ。がっ!
ハンドルを強く握ると、底のバルブが開いて狙った位置に確実に液を注げるのだ! なにこれー! 超便利なんっすけどー!!
これまでは、ボールに作った液をお玉で少しずつ(250ccぐらい)、粉つぎ器に入れては、たこ焼き器に注いでいたので面倒だった。粉つぎ名人なら、業務用レベルに作業効率アップ! たこ焼きを家でやる人にとってはレボリューション!
晩ごはんにたこ焼きをやるご家庭ならお分かりのとおり、たこ焼きは工程が多いので、だれか一人が作る専任になってしまう。そのやることの多くは「ボールからお玉でつぎ器にすくって、たこ焼き器に流し込むという繰り返し」。
粉つぎ名人があると、この繰り返し作業がなくなるので、家族みんなでたこ焼き作りができるのが嬉しい。
あとは具を入れて、最後にコク出しの天カスを振ったら、再び粉つぎ名人登場! 具の上に再び液をかけ、返しチームが竹串2本で丸くしていく。
また、粉つぎ名人は、たこ焼き作りの手間を圧倒的に楽にしてくれるだけでなく、後片付けする調理具もグッと減る。これまでボール、泡だて器、お玉、粉つぎ器、粉つぎ器の受け皿の5つを洗わなければならなかったが、これ1つ洗えばOK。しかも水と洗剤を入れて、ハンドルを回せば後片付け終わり。超簡単。