やじうまミニレビュー
スペースの有効活用ができる、テーブルにもなるゴミ箱
by 座間 佳子(2015/10/9 07:00)
ゴミ箱も兼ねるテーブルとは?
必要だけど、それほど目立ってもいやだし使いやすさも大切なのが、部屋で使うゴミ箱。見た目も使い勝手もいいゴミ箱はないかなぁ、と思って常々探していた時に出合ったのがこれでした。
岩谷マテリアルENOTSシリーズの「サイドテーブル」です。
メーカー名 | 岩谷マテリアル |
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製品名 | ENOTS サイドテーブル ベージュ |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 3,748円 |
見つけた時は、え? テーブル? ゴミ箱じゃないの? と思いましたが、確かに商品名は「サイドテーブル」となっています。なるほど、上部にはトレーがあり、テーブルになる形状。個人的には、「テーブルにもなるゴミ箱」といった印象のほうが強いのですが、まぁ、それはどちらでもOK。とにかく、見た目とそのコンセプトに一目ぼれだったのです。
まず、美しい楕円状のフォルムがすっきりしています。円ではなく楕円なので、スペース的にも置きやすく、下から上へと広がるルックスはおしゃれな印象。色は、すべてが白いホワイトタイプと、トレーは白、ボディはベージュの2色タイプの2種類があります。形も色もシンプルでいてやわらかく、インテリアとしての存在感もいい感じです。
ゴミ箱は、ゴミの入れやすさを考えれば、口は大きく上を向いていたほうがいい。でもそうなると、いつもゴミが目に入ることになり、それはちょっと……と感じるのも事実。かといって、日々使うものなので、蓋があると面倒な面も。そのあたりのモヤモヤをかなりスッキリさせてくれそうなのが、この「サイドテーブル」だったのです!
ゴミも入れやすく、よごれも付かないウレシイ心遣い!
あくまで「サイドテーブル」なので、ボディの上にはテーブルとなるトレーが乗っています。つまりこれが、中を見えにくくする蓋になっているんですね。でも、サイドには大きな開口部があるため、ゴミの入れやすさは犠牲にはなっていません!
中は見えにくいけれど、ゴミは入れやすい、という2つのことを、同時にクリアしたというわけです。中のゴミが丸見えなのはイヤ、でも、離れた場所からゴミをポーンと投げて、“ストライク!”をしたい気持ちもある、そんな望みを満足させてくれました。
しかもゴミ箱部分には、ビニール袋を取り付けられる工夫が! 金属の袋止めがあり、そこに内袋をセットすれば、ゴミが直接本体の内側に触れないため、よごれやにおいの付着を防げるのです。
ちょっと湿ったゴミや、鼻をかんだティッシュなど、直接ゴミ箱に付くのが気になるゴミも、内袋があるなら気になりません。これ、結構大切なポイント!
もちろん、本体部分は、ゴミ箱としてではなく、ちょっとした収納スペースとして使うことも可能です。読みかけの雑誌や新聞、ちょっと保存しておきたいチラシやDMなどを入れておくにはとても便利。仮の置き場所としてちょうどいいのです。
サイドテーブルとしての能力もまずまずです。立派なテーブルというよりは、すぐに移動できて簡単なものを少しの間だけ置く、という場合にぴったり。ソファに座った時にちょうどいいくらいの高さで、高すぎず低すぎずの使いやすさ。トレーは取り外せるので、お茶を入れたらトレーに載せてそのまま運び、座る場所でテーブルトップとしてセットする、という使い方もできますね。
ただ、テーブルとして使用するには、安定感がそれほどありません。本体そのものに特に重みがあるわけではないので、トレー上に、あまり大きなものや重いものを置くのはNGでしょう。お茶なども、こぼさないように、少し注意が必要かもしれません。
それでも、ちょっと物を置きたい……ということは結構あるので、この気軽なサイドテーブルはとても便利です。
私が気にしていたゴミ箱のあれこれをサラッと解決してくれた、この「ゴミ箱にもなるサイドテーブル」。自分好みのゴミ箱を探していたら、テーブルもついてきた、という感じですが、お得感いっぱいのお気に入りの一品です。