やじうまミニレビュー

幼児が嬉々として追いかける、スター・ウォーズの新ドロイド「BB-8」

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
スフィロ「BB-8」

 スター・ウォーズの新作公開が間近に迫っている今、関連グッズの発売ラッシュが始まっている。そんな中でひときわ面白そうなのがsphero(スフィロ)が開発した「BB-8」だ。さっそく取り寄せて、どんなキャラクターなのかを試してみた。

メーカー名Sphero
製品名スター・ウォーズ エピソード7
BB-8 R001ROW
購入場所Amazon.co.jp
購入価格25,000円

開封の儀

 届いた箱を見て、驚いた。その重厚な箱の作りに、いきなりワクワクさせられる。

左が内箱で、右が本当の箱
本当の箱のフタを外したところ。まだ本体は出てこない
箱の中のフタを上げると、本体が出てくる
本体パーツは2つ
頭部の裏側
頭部を本体に近づけると磁石でくっつく

 箱を開けるほどには、本体を組み立てるのは難しくない。ボール状の本体に頭部をくっつけるだけ。あとは専用アプリをスマートフォンにインストール。スマートフォン側のBluetoothをONにして、BB-8に近づければ、自動で接続する。BB-8側の操作はまったく必要なく、バッテリーがある限りは常にBluetoothを感知してくれるようだ。

正面
側面
俯瞰
付属する充電器にBB-8本体を載せるだけで充電がはじまる。充電する際、本体と充電器をケーブルや端子などで接続する必要はない
充電器をUSBケーブルでPCなどとつなげる。充電が始まると、充電器のライトが青色に光る。充電時に頭部を載せておく必要もない

さっそく遊んでみた

 前述した通り、接続はいたって簡単。専用アプリを起ち上げたスマートフォン(今回はiPhone 5s)を、本体に近づければOK。

スマートフォンをBB-8に近づけると接続し始める
3モードが用意される。自由に操作して楽しめるのは「ドライブ」モード
ドライブモードの画面。左側を触ってグリグリと動かすと、その動きに応じてBB-8が動いてくれる。右側を動かすとBB-8が回転する
設定画面ではBB-8のスピードなどが変えられる
ドライブのほかに、メッセージとパトロールモードがある。パトロールでは、BB-8が自動で動き回る
パトロール画面。BB-8が動いたなんとなくの軌跡が右側に表示される

 この製品の元となったスフィロで遊んだことがあったので、どんな動きをするかは使う前から予想出来ていた。それでも、頭部が付いた上に、BB-8のR2-D2のようなセリフを聞きながら遊ぶのは、ワクワクさせられた。

転がるものに目がない1歳児が大興奮

 1人で遊ぶのも楽しいが、友だちと遊べばもっと楽しいはず。ということで、とにかく転がるものに興味津々の我が家の1歳児と一緒に楽しんでみることにした。これが期待以上だった……。BB-8を床に置いた瞬間に、息子の目がギラリと光り、バタバタと突進してきたのだ。

必死で追いかけてくる息子と、逃げるBB-8

 スマートフォンの操作と、実際にBB-8が動き出す時間とに、わずかにタイムラグが生じてしまう。上のような追いかけっこをする際には、そのラグが命取りになる。特に息子は、ボール部分よりも作りの弱い頭部を狙ってくるので、捕まった時に壊してしまうんじゃないかとハラハラした。

 とりあえずフローリングと畳の床では問題なく走ってくれたし、社内の浅い絨毯調の床でも支障はなかった。

 親子共に満足できたと思うが、もう少し広い場所で遊べれば、もっと楽しいだろう。特に、息子の必死さを見ていると、もうすぐ立ち上がって追いかけてくるんじゃないかと、思うほどだった。

(C) & TM Lucasfilm Ltd.

河原塚 英信

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