やじうまミニレビュー

スッと差し込むだけで、新聞がバラけず読めるクリップ

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どの方向にもずれないようにキープ

リアライズ「シンブンクリップ」

 毎日新しいニュースが満載の新聞。最近では、パソコンやスマートフォンで読むかたも多いかもしれませんが、ひと目で見渡せる一覧性の高さという点では、やはり紙面のほうが見やすいと感じます。

 でも、その新聞を読むときの小さなストレス、ありますよね? 読んでいるうちにどうしてもズレてしまい、紙面がバラけてくること。気を付けて読んでいても、そのズレは必ずつきまといます。そんなストレスをなくしてくれるのが、リアライズの「シンブンクリップ」です。

メーカー名リアライズ
製品名シンブンクリップ
購入場所Amazon.co.jp
購入価格272円

 使い方はいたってシンプル。新聞の折り目に差し込むだけで、縦にも横にもズレなくなるため、気持ちよく読むことができるのです。単純なことですが、“ズレない”は、とても大切。

 クリップそのものはとても小さく軽く、差し込んでも特に違和感はありませんが、しっかり折り目を押さえて本当にいい感じ。ベースのスティックにV字型のカバーを重ねてはさむ要領なので、縦にもバラけず、横にもズレず、が可能なのです。

 形もスリムで、記事をさえぎることもありません。読んでいる最中の安心感は想像以上だし、読み終わったときのたたみ姿も、きちんと感いっぱい!

 使用範囲としては、新聞紙2枚(8面)~14枚(56面)とあるので、特別に枚数が多い場合以外は問題ありません。

長さは138㎜。平たいスティックに白いカバーが重なっている構造。これで、新聞の折り目に合わせてV字ではさむのです
早速使ってみます。新聞の真ん中を開いて……
白いカバーが外側になるように、スッと新聞に差し込みます
スティック部とカバーはこのように開くので、無理なくはさめます
クリップが止まるまでしっかり差し込んだらOK。たったこれだけです

 新聞の読み方は人それぞれ。私の場合は、テーブルに広げて読んだり、床に広げてのぞきこんだり、ソファに座ってかたわらに広げることも。読む順番もその時々で、一面から読んだり、テレビ欄から目を通したり、小説やコラムを拾い読みしたりと、あちこち前後しながら読みますから、気を付けてはいても、だんだん紙面の中心はズレてきて……。

 その結果、読み終わったときの新聞は、きれいに重なっていた最初の姿とは違う状態になります。そうなると、もうダメ。そろえながらたたんでみても、角が微妙にずれて、なんとなくグズグズしてしまうのでした。

 でも、このクリップを使えば、読んでいるときもストレスを感じないし、読み終わってからたたんで重ねたときの残念な感じも激減! クリップを差し込んだだけなのに! 色も6色あり、どれも柔らかくきれいな発色で好印象。

 ひとつだけ気を付けたいことがあります。スリムで軽く、付けている感じがあまりしないので、読み終わったときの外し忘れにご注意あれ!

新聞の真ん中を開くと、内側にはスティック部が見えます。スリムなので、記事に重なることもなく、読むのを邪魔しません
紙面をめくっても、このように中心はズレずに留まっています。気持ちいい!
差し込んでいたのを忘れるほどさりげないので、外し忘れに注意。読み終わったら、その場で抜いたほうがよいかも?
どうです? 読んだ後の新聞とは思えないほど、きれいにたためています
こちらは、クリップなしで普通に読んだ新聞。だいたいこんな感じですよね。差は歴然!
電車の中や、折りたたみながら読む場合にも、クリップの実力は発揮されます。ぜひ、新聞のお供として採用したい一品!

座間 佳子