やじうまミニレビュー
簡単! なのにがらりと印象が変わる、無印の壁に掛けられる家具
by 阿部 夏子(2014/4/15 07:00)
引っ越してそろそろ1年、シンプルなインテリアにも飽きてきたので、無印良品の「壁に付けられる家具」を使って、ちょっとした模様替えをした。
「壁に付けられる家具」は、石膏ボードの壁に簡単に取り付けられる家具として人気のシリーズで、現在10種類以上もの製品を展開する。今回選んだのは、「壁に付けられる家具・箱・幅88cm」というシリーズの中でも大きめの製品。色は白を選んだが、この色は現在取り扱っていないようで、ネットストアではブラウンと、ナチュラルの2色が販売されている。
メーカー名 | 無印良品 |
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製品名 | 壁に付けられる家具・箱・幅88cm |
販売価格 | 4,800円 |
購入場所 | 無印良品ネットストア |
本体はしっかりした造りで、サイズは880×138×156mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは3.4kg。本体はあらかじめ、組み立てられた状態で届き、取り付け用の金具と、ピンが同梱される。
取り付けたのは、ダイニングテーブルに続くカウンターの上のスペースだ。写真や絵を飾るための飾り棚が以前から欲しかったのだ。今回購入した箱型のタイプは縦にも横にも取り付けられるが、カウンターの上に横に設置することにした。
「壁に付けられる家具」が取り付けられるのは、石膏ボードの壁。コンクリートや木製の壁だと取り付けられないので、壁の材質は必ず事前に確認しよう。
付属の取り扱い説明書は、取り付け用のガイドの役割も果たしており、設置場所を決めたら、取扱説明書を直接壁に貼って、ピンを取り付けていく。一番手こずったのは、場所決めだ。幅が88cmある製品なので、曲がって設置してしまうとかなりカッコ悪い。メジャーで、横位置と縦位置をしっかり確認してから、ガイドを壁に貼り付けた。
場所さえ決まってしまえば、後は簡単。専用フックを取り付けて、固定ピンを差したら、家具本体をそのまま取り付けるだけ。今回は大きめの製品だったので、2人がかりで作業に当たったが、サイズが小さい製品ならば、女性1人で十分取り付けられる。取り付け位置の確定に時間がかかったものの、取り付け時間は約30分ほどだった。
仕上がりも大満足だ。絵や写真、ちょっとした置物などを置くのにぴったりのスペースで、これまでごちゃついていたカウンター上のスペースがすっきりと収まった。しっかりした造りで安っぽさがないのも気に入っている。ちなみに耐荷重は全体で5kg。天面、内側の棚ともに3kg以内となっている。実用的に何かを収納するというよりは、「飾り棚」として考えた方が良い。
壁に直接つけると聞くと、賃貸住宅だとちょっと躊躇してしまうが、同シリーズの金具はごく小さい穴が空くだけなので、跡が付きにくい。
なによりこの製品の魅力は、作り付けの家具のような一体感があり、手軽に雰囲気を変えられること。簡単に取り付けられるのに、ちょっとしたDIYのような楽しみがある。次はトイレの個室や洗濯機のデッドスペースなど、色々な場所で活躍しそうだ。