やじうまミニレビュー

マーナ「腹筋クッションミニ&ハードピンク S282P」

〜もたれるだけでお腹がプルプル! 腹筋が鍛えられそうな良クッションを発見
by 池田 園子


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


マーナ「腹筋クッションミニ&ハードピンク S282P」

 夏バテをして痩せるという人もいれば、夏の間にアイスを食べ過ぎて太る人もいる。残念ながら私は後者に含まれる。しかし運動は好きではないし、面倒な体操なども続かないという、とても困った人間がでもある。そこで以下4つの観点から、ダイエットアイテムを探すことにした。

(1)部屋の中で取り組める
(2)お腹を引き締められる
(3)決して難しいことをしない
(4)場所を取らないアイテム希望

 さまざまなアイテムをネット上でウォッチし続けるなか、マーナの「腹筋クッションミニ&ハードピンク S282P(以下、腹筋クッション)」という製品を発見した。ころんとしたフォルムが可愛らしいが、部屋でリラックスしているときにこのクッションを使うだけで、腹筋が鍛えられるという。もちろんこれを使ったトレーニングもできる。怠け者な私にはぴったりだと思い、Amazon.co.jpで注文した。


メーカーマーナ
製品名腹筋クッションミニ&ハードピンク S282P
希望小売価格3,900円
購入場所Amazon.co.jp
購入価格3,630円


 パッケージには、腹筋クッションと付属のDVDが入っていた。クッションはピンクとグレーの配色でなかなかお洒落。部屋に置いておくと「運動しよう」という気持ちになれそうだ。クッションの表面はすべすべしていてとても触り心地がいい。中には低反発ウレタンボールを内臓しているらしく、揉んでみると確かに硬くてしっかりしている。
三角のボックスで届くクッションのほか、DVDが付いている三角の形をしたかわいいクッション

 早速紹介されている4つの筋トレを試みることにした。まずは「お腹全体シェイプ」から。腹筋クッションの底に付いたシートを広げよう。ひらりとしたシート部分はお尻を置くスペースとなる。ここに腹筋クッションと腰をぴったりくっつけて座ろう。膝は曲げて足の裏を床に付けるように。ここで背中でクッションを押しながら身体を後ろへ倒し、また元の位置に戻すという動作を繰り返す。

広げた布の上に座るようにする背中でクッションを押すイメージ

 最初はただのクッションでしょ、あと甘く見ていたが、腹筋効果はスゴイ。低反発素材が使われているだけあって、もたれるだけのクッションとはワケが違う。こちらが腹筋クッションを押しているのに、ぐいぐいと跳ね返されてしまうのだ。お腹を触ってみたところ、腹筋全体が硬くなっている。10回を目安に続けて平らなお腹を目指す。

 次は「上っ腹シェイプ」だ。今度は頭を腹筋クッションの上にのせて、シートの上に仰向けに横たわる姿勢からスタート。両手を太ももの上に置き、手を太ももから膝へずらしていくようにして、身体を少しずつ腹筋クッションから起こしていく。これも10回を目安に続けるのだけれど、かなりツラい。息も絶え絶えに10回のノルマを終えた感覚。お腹の上が痛い。

上っ腹をシェイプする両手は太ももの上に置く

 女性なら特に注目したい「ウエストのくびれ」を作るメニューもある。ウエストを捻ることでくびれができる話は有名だが、これも腹筋クッションを使ってより効果的に行なう。腹筋クッションと腰との間を空けずに座り、身体をねじりながら背中でクッションを押す。これを戻して押して……と片側10回ずつ繰り返す。安定した腹筋クッションの支えがあるからこそ、効き目が強烈で、ひねりにも気合いが入る。

 一番気になる「下っ腹シェイプ」にも挑戦。上っ腹シェイプのときと同じく、腹筋クッションの上に頭をのせてシートの上に仰向けになろう。基本的に両手はお尻の横に置き、膝をおへその上に持ち上げて、足踏みをするように、両脚を交互に伸ばしたり曲げたりを繰り返す。このとき膝の角度は90度を目指したいのだけれど、実際はかなりキツい。続けるうちに徐々に90度に近づけていくことを目標にしたいと思う。

女性なら誰でも気になるウエストのくびれを作る身体をねじりながら背中でクッションを押そう「下っ腹シェイプ」では、両足を交互に伸ばしたり曲げたりを繰り返す

 最初から腹筋クッションでハードに(?)運動をしてみたのだが、もちろんこれは腹筋以外でも使える。読書をしながら、テレビを見ながら、ぼーっとしながらなど、お部屋にいるときにはとても使いやすい。また部屋の色々なスペースに置いてみたのだけれど、どんなところに置いても部屋に自然と溶け込む。クッション代わりに使ってもいい。

本を読みながらも使えるデスクワークのときにも使えるお部屋にもなじみやすいデザイン

 最初は「何かをしながら使おう」と思っていたけれど、一度腹筋に使ってみて考えが変わった。片手間でできるようなものではなく、運動に専念する必要がある。なんといってもそもそも「腹筋クッション」という商品名なのだ。毎晩4つのトレーニングに真面目に取り組むための「相棒」にしようと決めた。





2012年 9月 25日   00:00