やじうまミニレビュー
無印良品「LEDシリコーンタイマーライト」
無印良品「LEDシリコーンタイマーライト」 |
最近、就寝時に少しずつ暗くなる機能を持ったフロアライトやスタンドライトが増えている。いきなりライトを消すのではなく、次第に暗くしていくことで快眠効果を高めるというものだが、今回紹介する無印良品「LEDシリコーンタイマーライト」も、そのような機能を持った製品の1つ。睡眠時にタイマーをセットすると徐々に暗くなり、設定した時間を過ぎると消灯する。
メーカー | 無印良品 |
製品名 | LEDシリコーンタイマーライト |
購入店舗 | 無印良品ネットストア |
購入価格 | 3,900円 |
本体はすっきりした外観で、どんな部屋にも合わせやすいシンプルなデザインだ。本体サイズは95×112mm(直径×高さ)と小型で、重量は本体が約138gで、電源となるACアダプタが約63g。シリコーン製のシェードは弾力があり柔らかく、軟式のテニスボールのような独特の感触がある。
パッケージ | ACアダプタのジャック | ACアダプタ |
スイッチ類は底面の操作プレートに搭載されており、普通に置いているときは操作スイッチは見えない。操作スイッチは「ON/OFF」と「TIMER」の2種類で、「ON/OFF」スイッチを押すたびに明るい「Highモード」と暗めの「Lowモード」が切り替わる。
消費電力はHighモードのときは約2.3Wで、Lowモードのときは約1.0W、待機時は約0.2Wと、低消費電力を実現している。消灯タイマーは30分と60分が選択可能で、TIMERスイッチを押すたびに切り替わる。選択したほうに青色LEDが点灯するので、どちらの時間になっているのかがすぐにわかる。
底面の操作プレート | 「TIMER」スイッチを押すと青色LEDが点灯。タイマーがスタートする |
低消費電力だけあって、Highモードでもそれほど明るくはなく、メインのライトとして使うには非力だ。ただし間接照明としてフロアに置いたり、ナイトテーブルに置いたりするのなら十分な明るさだし、本を読むときもライトの近くなら暗さは感じない。
眠る際は、TIMERスイッチを押すだけで消灯モードとなり、設定した時間をかけて徐々に暗くなっていく。実際にこのライトを使って1週間ほど寝てみたが、いきなり電気を暗くしていた以前よりも、確かに寝付きが良くなったような気がする。以前は急にパッと電気を消すと、暗闇の中でかえって目が冴えてしまうことがあったのだが、ライトが徐々に暗くなっていくとそのようなこともない。
点灯中は、シェードが全体的に光り輝く | メインライトとして使うには少々暗いが、テーブルランプや間接照明には問題ない明るさ |
というわけで全体的には満足なのだが、惜しい点もある。それは起床時に徐々に明るくする機能がないこと。朝、少しずつ明るくすることで寝起きが良くなるという話もあり、そのような機能を持ったライトもちらほらと見かけるのだが、残念ながら「LEDシリコーンタイマーライト」には搭載されていない。3,900円という値段は小型ライトにしては高めに感じるので、どうせなら起床時タイマーの機能も付けてほしかった。
ただ、就寝時の機能についてはよくできていると思う。タイマー時間を30分と60分から選べるのも便利だし、弾力性のあるシェードで傷付きにくいのもいい。あと、電源コードが約180cmと長めなので、設置の自由度も高い。眠りの質を高めたいという人にはおすすめだ。
2012年 7月 12日 00:00
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