やじうまミニレビュー
サンスター「バトラー ミロライト音波振動ハブラシ」
サンスター「バトラー ミロライト音波振動ハブラシ」 |
小学生の頃、「歯磨き指導」の授業があり、口の中を染色液で赤く染めて、歯磨きをした記憶がある。一生懸命磨いていたつもりでも、意外と歯の裏や隙間に磨き残しがあって、普段の自分の歯磨きを反省したものだ。
大人になった今では、電動歯ブラシやフロスを使って、日頃のオーラルケアに努めているが、たまに歯科医院に行くと、自分では気づかなかった歯の裏側の歯垢の存在を指摘されたりする。ただ磨くだけではダメで、歯の状態をこまめに確認しておくことも重要なのだと痛感した。
そこで試したのがサンスターの「バトラー ミロライト音波振動ハブラシ」だ。このミロライト音波振動ハブラシは、ブラシの付け根部分にLEDライトを搭載し、口腔内を明るく照らしながら歯磨きができる電動歯ブラシなのだ。
メーカー | サンスター |
製品名 | バトラー ミロライト音波振動ハブラシ |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,240円 |
本体サイズは約21×170mm(太さ×高さ)。重量は付属の単四形アルカリ乾電池1本をセットした状態で約45g。パナニックの「音波振動歯ブラシ ポケットドルツ EW-DS11」と比べると、重量はほぼ同じだが、サイズは細長い印象だ。本体には取り外し可能なキャップと、アタッチメントのブラシとミラーが付属する。電源にはを同梱している。カラーは、ピンク、ゴールド、グリーン、ブルーの4色があり、今回はブルーを選んだ。
本体には取り外し可能なキャップ、ブラシ、ミラーが付属する | 電源として単四形アルカリ乾電池1本が用意されている | パナソニック「音波振動歯ブラシ ポケットドルツ EW-DS11」(上)と並べると、若干大きい |
アタッチメントを外した状態の本体 | ミラーアタッチメントを取り付けたところ | ブラシアタッチメントを取り付けたところ |
操作ボタンはノック式で、本体の端に付属する。1回押すとLEDライトが点灯、2回押すとLEDライトの点灯に振動が加わる。さらにもう1回押すと、LEDライトと振動がOFFになる。
試しに暗い場所でLEDライトを点灯させてみたところ、約15cmほどの距離であれば、そこに何があるのかを確認できる程度の明るさだった。
操作ボタンは尾端に付属し、1回押すとLEDライトが点灯。2回押すと、LEDライトの点灯に振動が加わる | 試しに暗い場所でLEDライトを点灯させてみた。約15cmほどの距離であれば、物を判別できる明るさだ |
さっそくブラッシングしてみよう。ブラシアタッチメントを取り付けて、LEDライトを点灯させ、ブラシを振動させる。ブラシの1分間の振動数は約9,000回で、2分間連続して動作すると、自動停止する。
便利だと感じたのは、やはり口腔内を明るく照らしながら、歯磨きできる点。洗面所の鏡を見ながら歯磨きすれば、普段は見えにくい奥歯の裏までしっかり確認しながらブラッシングできる。また、ブラシアタッチメントの柄の部分は透明で、光を遮らず、見やすいのも良かった。なおブラシの振動や運転音については、他社の携帯タイプの電動歯ブラシと比べて、特に差は感じられなかった。
口腔内を明るく照らしながら、歯磨きできる。奥歯を磨く際にも、鏡でしっかり確認できる | 歯を閉じた状態でも、口の奥まで照らしながら磨ける | アタッチメントのブラシとミラーの柄の部分は透明で、LEDライトで照らした時に光を遮らないのが良かった |
ミラーアタッチメントでは、歯の裏側や隙間など、磨き残しがないか確認できる |
また、ミラーアタッチメントを使えば、ブラッシング後に磨き残しがないか、歯の裏側や隙間などをくまなく確認できる。口腔内を確認するためのミラーは、薬局などでも市販されているが、このミロライト音波振動ハブラシではLEDライトで照らしながら確認できるという利点がある。我が家の洗面所のように、薄暗い場所で使うにも便利だ。
昨今のオーラルケアアイテムは、歯を磨くブラシや、歯の隙間を磨くフロス、電動タイプなどさまざまなものがあるが、ブラシを振動させながら口腔内を明るく照らしたり、歯の裏側までチェックできるミラーが付属しているというのは珍しい。
日頃から奥歯や歯の裏側といった部分も自分の目で確認しておくことで、虫歯や歯周病の予防・早期発見に繋げたい。オーラルケアに力を入れている方に、ぜひ試していただきたい製品だ。
2012年 3月 6日 00:00
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