やじうまミニレビュー
テンピュール「ルームシューズ」
テンピュール「ルームシューズ」 |
今回ご紹介するのは、テンピュールの「ルームシューズ」だ。テンピュールというと、独自の低反発素材を使った枕やマットレスなど、寝具のイメージが強いが、このルームシューズはその低反発素材をインソール(足裏部分)の素材に採用したなんとも贅沢な一品だ。
メーカー | テンピュール |
製品名 | ルームシューズ |
希望小売価格 | 8,190円 |
購入場所 | 楽天市場 |
購入価格 | 6,990円 |
希望小売価格8,190円とスリッパとしては、破格といってもいいくらい高価なこの製品。実際に製品を目にしてみると、一般的なスリッパと同じジャンルの製品とは思えないくらい高級感が漂う。
まずは外観から見ていこう。テンピュールのルームシューズは横からではなく、上から履くタイプの形で、上部には丸い履き口が設けられている。本体カラーはネイビー1色。表面の素材はベロアが採用されていて、肌触りも良い。サイズはXS(22~23.5cmまで)からXL(29.5~30.5cmまで)が用意されている。今回はMサイズを購入した。
製品本体 | 履き口の方から見たところ | テンピュールのタグが付いている |
側面から見たところ。ソール部分は厚みがあって頑丈な造り | 裏面 | インソール部分には独自の低反発素材が採用されている |
手にとった時の第一印象は「重いな」ということ。そこで、実際にうちにあった女性用のスリッパと比べてみると、その差は明らかだった。
重さは、普通のスリッパが左右合わせて126gだったのに対し、テンピュールのルームシューズは片方だけで209g。大きさも全く違う。特に違うのは本体の厚みだ。インソールにテンピュール素材を採用しているので、しっかりした厚みがある。また、ソール部分は滑りどめ効果のあるラバー素材で、叩くとコツコツと音がするくらい頑丈だ。
1,000円以下で購入した女性用スリッパ。重さは126g | テンピュールのルームシューズは片方だけで209gあった |
比べたところ。大きさも厚みも全く違う | 特に違うのはソール部分の厚みだった |
一番違うのはなんといっても履き心地。違いは、履いてみるとすぐにわかる。ゆっくりと体全体が沈みこんでいくその感覚は、これまでのスリッパでは味わったことがない。幼少時からフローリングで生活していたため、これまで何十足というスリッパを履き潰してきたが、断トツでナンバーワンの履き心地だ。
歩くともっと差がわかる。一歩歩くごとにソール部分がしっかり体重を支えてくれる感じで、歩いた時の膝や腰へ負担が軽くなるようだ。室内で動き回るのが途端に楽になる。
履いたところ | 足をすっぽりと包みこむような造りになっている | 上から見たところ |
付属の説明書 |
気になったのは、ソール部分が固いため、フローリングを歩くと「パタパタ」という音がすること。マンションなどで音が気になる人には向かないかもしれない。
また、本体は水洗いには対応しない。付属の取り扱い説明書には、汚れが気になったら固く絞った布などで水拭きするようにとある。インソールだけを交換したりすることもできないので、手入れはこまめにしたいところだ。
価格を考えると誰にでも勧められる製品というわけではないが、品質や履き心地はまさに一級品。立ち仕事やデスクワークなどによる足のむくみや痛みに悩んでいるなら、一度試す価値はあるだろう。
2010年 10月 22日 00:00
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